【月の終わり】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


月の終わりというのは、地球の終わりという意味ではなくて、
月末のこと。船井総研の社員は全員が一人一人が以下のデータ
をパソコンに打ち込む。


1)出張清算(経費) 
2)今月の利益(粗利)
3)一日一日の(動き)


部長でも一年生でも同じである。月を超えるとシステムで前の
月に戻して入力するのが面倒になるのでたいてい月末に終わら
せたい。請求書や領収書を糊付けして提出するのも一人一人が
行う。さて月の終わりに確実にデータがまとまる。これら「作
業」が意味することは、月の終わりに今月を整理をし、来月の
目標をたてること。

月の終わりに、小売店は「棚卸」をする。月末にお店に行くと、
店内商品があまり積まれてないのは数えるのが楽なようにとし
ているところもあるくらい。だが、確実に「手と目」で数えて、
帳簿と実際の品数があっているか確認する。


数字を意識して毎月毎月反省し、課題を見つけ、来月に活かす。
月の終わりは重要だ。そして来月の予定を「白板」に書き、
プランを紙に落とす。

1)作業
2)意識
3)目標

月の終わりは非常に大切である。面倒ではなく、当たり前にな
る。当たり前ではなく、楽しくやっていきたい。

自己管理でも自社管理でもなく
自己創造と自社創造である。


追伸
昨日、柴原社長のご紹介で大阪にて多くの出会いあり。
感謝。そこは神代という素晴らしい檜のカウンターがありました。

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編集 / 2006.11.30 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【クレーム対応の究極(銀座の某レストラン)】
カテゴリ: マーケティング/営業


今日は銀座の某ホテルでランチを食べる機会があった。コース
メニューで、ひとつひとつ丁寧にお出ししてくれ、料理の説明
もこの上なく細かく教えてくださった。スマート&ダンディー
なウェイターがおしゃれでかつ清潔感ある装いで接客をしてく
ださったのである。

実は・・・・


それはとある料理だった。菜っ葉に「はて?これなんだろう」
と思うモノがついていた。直径0.5mmくらいの丸い粒がたくさ
ん葉の裏についてた。手で拾い上げてゆっくりじっくりみてみ
ると、どうも虫の卵と思われるものがびっしりとついていた。
他の料理で「こちらは有機のかぼちゃスープで・・・」と説明
されていたので、私は「農薬あんまり使ってない証拠なのかな
・・・」などほほえましくもと感心していたその瞬間だった。


「どうかされましたか?」


すぐに別のテーブルにサービスされていたウェイトレスさんが
やってこられたのである。異変に気づいたわけだ。「いえいえ
」と思ったのだが、手に葉を持っていればそれはおかしい。

「いや、実は・・・」


とこの葉を渡したのだ。何もクレームを言おうなどという気は
まったくなく、その珍しさに面白気分のほうが強かったが、す
ぐにそのスタッフは「申し訳ございません。」と平謝りをし、
その菜っ葉を持って厨房へと足を向かわせた。

するとすぐである。

イケメンの男性ウエイターが2人がやってきて耳元で他のお客
様に聞こえないように「申し訳ございませんでした」とささや
きながら、オレンジジュースを、しかも人数分のオレンジジュ
ースを持ってきたのである。

さらにである。

デザートのときだ。「先ほどは申し訳ございませんでした」と
「サービスさせてください」とふつう一品のデザートであるが、
我々用に5種類ものデザートをお出ししてくださったのである。


さらにさらにである。

食事を終えて席を立ち、レストランの外に出ようとする間、4
人もの接客さんが非常に申し訳なさそうに、そして懇切丁寧に、
「本当に、本日は申し訳ございませんでした。」とハキハキと
一生懸命に見送って下さったのだ。こちらが恥ずかしくなるく
らいであるし、そもそも終始「いえいえ、全然気にしてません」
と笑顔で伝えてもである。「また是非きていただければ幸いで
す」というも、本当にありがとうと逆にこちらが思うほどにも
なっていた。


なんともいえない好印象だった。クレームがリピーターになる。
かつて先輩がセミナーのビデオ販売でビデオ写りが非常に悪く、
クレームをうけ、購入者のところへ素直に謝りにいき、その結
果に真摯な対応が好まれて、仕事を請けることとなった話を聞
いている。

ミスは必ずでる。しかしその後の対応いかんでファンにさえな
ることもあるのだ。今日のシーンをまとめたい。


①お客様の異変にすぐ気づく
②すぐに行動して、まず、謝る
③隣のお客様に聞こえないよう、気づかれないよう
  に配慮しながら、耳元に顔を近づけ、小さな声で謝る。
 (レストランの場の空気を壊さない)
④お詫びをして、無料のサービスを加える
  (一品のみならずニ品と・・・)
⑤他の接客スタッフまでがその情報を知り認識し
 そのスタッフほぼ全員が謝る。
⑥とにもかくにも一生懸命謝ろうという気持ちが伝わる
⑦本日はご迷惑をおかけしましたが、また是非とも
  着ていただければ幸いです。と4名ものスタッフが
  出口まで送って下さった。


究極の対応を受けた。
さらにさらにさらにである。


情けないことにそのホテルに私は携帯電話を置いてきてしまっ
た。私が電話をすると、最初に電話に出られた方に用件をお伝
えし、「では、確認いたしますね」とおっしゃったのはある女
性スタッフ。10分後に私から電話をしたところ男性スタッフ
が「古川さんですね、携帯電話はこちらにございました」と、
さっきの担当者へと替わらずに済んだのである。事務所スタッ
フの情報のすばやい共有化にも驚いたのだ。

そこは銀座の三井ガーデンホテル内のレストランであった。
一消費者としてであるが、一客としてであるが、自分自身の仕
事の姿勢に対することとしての学びにもなったのである。あり
がとうございました。
編集 / 2006.11.29 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【代替品の脅威に勝つために】
カテゴリ: マーケティング/営業


自社を脅かす5フォースというものがある。マーケティング戦
略だとかMBAだとかそういった類の本に必ず載っている基本
的な考え方である。

1)同属商品を販売する競合の脅威
2)売り手(仕入先)の脅威
3)買い手(お客様)の脅威
4)新規参入の脅威
5)代替品の脅威

である。1)同じ商圏内のライバル店は当然に脅威となるし、
2)仕入先(材料原料エネルギー)を提供する会社の値上げや
条件交渉は脅威となるし3)お客様が安モノ買いに走ったり、
自社から遠ざかればそのものが脅威となるし4)全然違う業界
の会社が突然新たに参入してくれば脅威となるし5)その商品
の代替品となるものが出てきてもまた脅威となる。

この枠組みはマイケルポーターさんが発案されて定着されて
いるのだが、①自社に対する脅威を5フォースで情報を集め、
②それらを要約して整理するのは大切であるが、それぞれの
脅威に対して、③ではどうしていくのがよいのかを考え行動
に移すのが一番重要である。


5)代替品の脅威

・ピアノ教室にとって見れば、エレクトーン教室が。
・ガス会社にとって見れば、オール電化が。
・ビデオテープにとって見れば、DVDが。
・温泉旅館にとって見れば、大型スパが。
・新幹線にとって見れば、国内線飛行機が。
・木材業界にとって見れば、鉄骨コンクリートが。 
・オイルにとって見れば、木質バイオマスが などなど


違う商品形態として顧客が選びうる商品すべてが脅威となる
という認識である。で、話は戻るが、どう意識し、どうして
いくのがよいのか。そんな話をアフターファイブのフットサ
ルで汗を流した後、先輩Tさんと語り、議論し勉強になった。

代替品の脅威というのは、先日の日報にも書いたが外部環境の
うちのひとつと考えら得る。新しい代替品がドンドンと攻め
てくるにあたって私は以下にまとめた。

①絶対に、回りのせいにしない(プラス発想)
②自分たちの強みを発信し続ける(長所伸展)
③外部環境の先読みのためにもっと研究、もっと開発、もっと商品化(勉強好き)
④夢や物語を創る(商品化からストーリー化)
⑤顧客を自らが創造する(販促力強化、営業力強化)
⑥好きだから憤りがやってくる(好き×憤り=情熱)
⑦まずやってみる。(素直)


このなかの②について、もっと具体的な話があったのである。
オール電化とガスが本当はどちらが良いか、熱効率からみて、
コスト効率からみて、料理ができるもののよさとして、本当に
よいものはガスとしてもである。そもそも全国に約250社
あるガス会社と、7社しかない電力会社とでは資本力や統合
力が違う。商品力同士の本当本質の勝負より、宣伝力、販促
力、営業力で電気会社が強く、世に贈るオール電化が圧倒的
に押している。その現状を見てガス会社はどう対応するか。



「ガスのよさを100、ソラで説明できますか?」


確かに場合場合によっては、オール電化のほうがよいシーンも
ありうる。しかし本当にその商品が好きで、その商品に対して
自信があれば、100通り、それ以上に具体的に説明できるは
ずである。


「う・・・できない」


そう思ったときに、代替品の脅威に負けて嘆いているだけに
すぎず、本当に好き×憤り=情熱を持って、自らの長所を科学
的にも、最終ユーザーの声からも、使用時訴求でのあらゆる
パートにおいても、説明できるだけ「勉強」していなければ
ならないのである。


森林、林業、製材、材木も特にそうである。

今日、同期のYさんと話しても同様に気づかされたが、国産材
の利用について話をしたときも「必要性(欲求性)」をどれだけ
の部分でキチンと説明できなかったらやはり「外国産(輸入)で
いいじゃんね」となるのである。

農業もそうだろう。食品もそう。ホテルもそう。あらゆる仕事
において然りである。


説明できる根拠を100もってみる。文書化してみる。本来、
営業力とは情熱やパワーで押し切るものではなく、勉強好きの
結果として、長所を明記し、発信し続けることなのである。

さてやってみませんか。

編集 / 2006.11.28 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【木曽檜に出会う。】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

木曽檜の産地である木曽地方というのは岐阜県でなくて長野県
というのは実は恥ずかしながらこの仕事を始めてから知った。


今日は、先日の11月5日の日報に書いた「子供に伝えたいイイ
話」の作者に直接会いにいった。木曽檜(木曽さわら、木曽ね
ずこ)などを中心に販売している製材&建築会社の社長柴原様
である。(ありがとうございました!)

木曽檜とは、木曽という漢字を足すと「檜(ひのき)」と似て
ることにあるよう、檜の主産地であり、日本三大美林のうちの
ひとつであり、銘木級の銘木として知られる。①樹齢②年輪密
度③目合色合④香り⑤大きさ⑥地域文化⑦気候土壌が一般の林
業地域と全く異なる。いわゆる高級品である。江戸時代には伐
採禁止の命令が下されるほどにも重宝された。


20年に一度の大祭りである、伊勢神宮の式年遷宮には毎回、
材を搬出しておられる。数百年級の巨木の檜を伊勢神宮へ運ん
でくる姿は圧巻であり、今度は第62回にあたり平成25年に
行われる。すでにポスターもある。南木曽木材さんは神社仏閣
など日本の著名な文化的建築物に納材されており、また高級寿
司屋のカウンターにも多く材を提供されている。とあるIT社長
が南木曽木材さんとは違う近隣の材木店から、木曽檜の3~4
00年級の柾、両面無節、8mの一枚カウンターをキャッシュ
で1億5千万円で購入したともいう。払った値段も値段だが、
それを提示した材木屋さんもスゴイものである。


またこの南木曽(なぎそ)には国重要文化財にもなっている建
物がならぶ旧中山道宿場町である妻籠宿(つまごじゅく)とい
う観光名所がある。両側に歴史的建物がある町並みの景観は非
常に有名だ。南木曽木材はそのスグ裏側にある。「あぁこれが
日本だ、美しい日本だ」と思うのが私の初感である所感だ。



しかしである。



いまや観光客も減り、年間100万人を超えていたが、実はいま
や70万人台になったという。観光客も外国人はまだ多いが、日
本人の若い女性などはかなり激減した。古い町並みといえばこの
木曽路の妻籠宿(おそらく写真を見ればあ~あそこかとなるだろ
うが)は、飛騨高山や飛騨古川にお株を奪われているようにも思
う。周辺観光としては、岐阜の下呂温泉のついで程度にくらいに
思われてしまっているという。


木曽檜も然り。全盛期の5分の1ほどの市場だという。

在庫はたくさん眠っているものの利益にならない。吉野杉と
まったく同じ状況である。若干専門的になるが、「木曽檜」は
天然林であり、「吉野杉」は人工育成林であるという点ではあるが、
それはほぼ関係ない。初めて天然の木曽檜と人工(といっても80
~100年くらい植えて育てた)の木曽檜の違いを眼で見てきた。
確かに、目合いを見れば異なるが、人工の木曽檜も他産地の檜に
負けないはど、さすがの立派な目合いであった。ただし、どちら
も売れない現実。吉野と似ている理由がある。



「アグラをかいてきた」それである。


ここで東濃檜(とうのうひのき)というブランドの話をしたい。
このスグ木曽の近くの中津川・恵那周辺から生まれた檜である。
しかしこの地域材は「ない」のである。

作り上げた商材である。実は、「乾燥二度引き」という加工を施し
出荷する材を東濃地域で創ったことにより東濃檜と命名した。
結局は「東濃檜は、産地材ではない」という声も方々からあるが
それよりもしかし、その地域で、精度高き加工と厳密な検品
が行われた結果、流通改革も行い、「東濃檜」となり販売していき、
ブランドとなったのである。

そこで、東濃檜は、近隣の木曽檜がアグラを書いている間に、
加工精度の向上、販路の拡大、販促営業の実施を施し、名古屋
商圏では、知らぬものは居ないほど「消費者ブランド」となった。

業界の知る人ぞ知る銘木ではない。ただしマーケティングとしては
基本である顧客(工務店、施主)志向を追及し、恵那や中津川地
域では一条工務店などの勢力が強いが、この東濃檜を使った、家
も多く、人気があるという。


「材木屋ってホントいいかげんでした。」

1本切ってくるだけで数百万円が入ったりした時代もあれば、
最近ではあまり勘定しないで材木を出していたら、実は粗利益
がマイナスだったなんてよくあるのだ。

そして柴原社長のお話には、それに対して、木曽檜の主産地
としての誇りを元に山を守るという信念あるお話を頂き、たくさ
んの素晴らしい木曽ヒノキを見せていただいた。


どうやったらこの世界が盛り上がるか。お互いにビジネスモデ
ルやお互いの人脈を繋げて可能性あることを考えた。

材木を消費財へ
部材を住空間へ


ふと思ったのである。


「日本の山、日本の林業も、メソポタミア文明になっちゃう」


文化的だ、文化的だ、大切だ、大切だといってもである。滅び
には二種類ある。使いすぎて滅びるのもあれば、使われずに滅
びることもある。結局人の欲求性や必要性の波に乗らねば後者
は消滅する。全社はそれを制御しなければ消滅する。何故文明
は滅びたのか、その話を究極に突き詰めると、日本三大美林も
○×文明といわれる日も近い。


吉野杉文明、木曽檜文明。


このままでは悲しき文明になってしまう。しかし具体的提案は
たくさんあがっている。動くかどうかに尽きる。柴原社長に、
色々と教わった、ありがとうございました。



帰りの電車で偶然後輩のSさんに出会った。
船井総研では出張の道中に社員と空港や新幹線で出会うこ
とも多い、そんなカレとビジネス&理念トーク。カレもすごく
頑張っている。

「古川さん、目が据わってませんか、大丈夫ですか?
今以上にもっと熱く走ってくださいよ!」


業界の大先輩である柴原社長はもちろん、
会社の後輩にも背中を押された。
今日一日ありがとうございました。


編集 / 2006.11.27 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【素直とはなにか】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


びっくりした。今年新人の一年生と中途採用でまだ入社数ヶ月
の方とともに朝の勉強会を行ったのだが、船井総研のいう「素
直」とは何かと尋ねてきた答えにビックリしたのだ。


「いいと思うことは実行し、悪いと思うことはやらない」


なんと2名が答えたのである。会社の理念、成功の3条件とし
て提示している「素直」「勉強好き」「プラス発想」というこ
とがキチント伝わっていないのかなと想い、それを私は、いま
いちど後輩に伝えた。


「船井総研のいう素直とは、まずやってみる。まず受け入れて
みるということ。批判的合理主義とは違う視点で物事を前向き
に捉え、行動し、事象の改善や革新を目指していく姿勢。」


これが船井のいう「素直」。まずはやる。良いか悪いかは人生
経験が乏しい自分らが言えるものではない。多くの経験なき価
値基準で判断することはできない。だからこそ、まずはやって
みる。のである。それを受け入れずにはその善悪や良い悪いを
判断してはいけない。

そして「素直」という意味がわかるには実体験の繰り返しが
なくてはならない。言葉から入り行動にはいることで知的財
産の価値も上がると伝えた。


日本の受験教育完成品はこうなりがちだ。まず「否定」「批判」
「論理的矛盾」の追求をするように鍛えられてきた。しかし、
これが足かせになると船井幸雄は多くの著書で書いている通り
まず受け入れてやってみるということが苦手な人が多い。

立花隆が20代とは知的シャワーを思う存分に浴びて価値観の
基準を創るといっていた。知的シャワーだろうが、動的労働シ
ャワーだろうが、20代だろうが30代だろうが、とにもかくにも
もっと素直にならなければと思うのである。(後輩に伝えてい
くうちに、自分の素直さがまだまだ足りないと想い、もっと手
広く行動しようと自分への刺激にもなった朝の勉強会だった。)

編集 / 2006.11.24 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【同じ価格帯を他(競合、ベンチマーク)で実感する】
カテゴリ: マーケティング/営業

私は現在、地域のホテル再生の支援をしている。
そこで価格の話を。

ホテルの価格設定は、泊食分離ではなく、泊食混合が
もともと主流である。

その違いはようするに一泊二日二食付で2万円というか、
料理が1万円と宿泊が1万円と分離するかどうかである。

後者があると料理選択性が提示できる。

それぞれにメリットデメリットがあるが、泊食分離であれ
ば、確実にその料理がいくらとわかる訳であり、接客サー
ビス力という全体的な部分がホテル料金に乗せているという
説明がつきにくくなるし、料理そのものに価値を追求され
るのだろう。

しかし。


そうではなかった。それを実感した。そのホテルが提供す
る7000円の料理というものを大阪で体験したきて感じ
るのである。余談だが、ホテルで一泊1万3千円くらいす
ると7000円くらいの料理を食べるなんて普通のことであ
るが、大阪や東京で7000円のコース料理を食べると、
立地だねぇっと冷やかされるのは筋でない笑。


値段的には一緒のことなのであるが笑。

そこで、某レストランへ。

確かにおいしかった。そこは7000円で納得だった。
料理としての商品が7000円だからではないのである。

やはり7000円の料理であれば、7000円の料理とし
て、客が感じるのは、「あぁ7000円、美味しい」だけ
ではなく、料理(原価)+手間隙感覚やスキル(人件費)
+その料理の提供の仕方+料理の提供の場所(空間)とな
り、サービス力による部分もその時間帯に着眼して、重要
なのである。


宿泊施設の場合、泊食混合であると気づかなくなるのである。


ホテルは泊食混合であれば、全体としてサービス料金も含
めて12000円であると思わせてしまおうという部分も
あるが、泊食分離であれば7000円の料理であるとした
瞬間に、その料理を提供する時間そのものに、7000円
の価値訴求をどれだけ追求できるかとという顧客への意識
が高まるわけである。あの2時間にサービス力を最大限に
込めるという意識になるのである。

すなわち、いままでホテルにおいて7000円という料理
を料理としての商品価値さえだせばお客様は納得する
のではなく、この時間こそ、この最大の空間演出と最大
の会話(サービス)が必要と強く意識できる。

泊食分離か混合かを悩まれる前の大前提なのである。


やはり同じ価格帯で競合やモデル(優良事例)の体験体感
をするのがごもっともな意識改革となる。
編集 / 2006.11.23 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【聴衆の嘲笑(カンブリア宮殿)】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア


カンブリア宮殿を先週に引き続いて見た。今日は、産業再生
機構が手がけた国内シェア8割の栃木レザーという会社の再
生についてだった。そのポイントを私なりに見ると、

・社員に何か買ってあげる
 (現場の声から引き上げた設備投資)
・顔が見える、声の通る会議を実践した
・原価管理システムを投入した(現場の職人がパソコンを打つ)


①やればできるんだ
②前向きな意見は取り入れられるんだ
③新しいことは役に立つんだ

そんな印象を持ったが、実質的には当たり前のことである。

たいしたことはやっていない。しかしたいしたことができない
この古びた体質を脱却するために産業再生機構の戦士たちが戦う。

そんな構図だった。

特に、このテレビの中で記憶に残ったのは、

「こんな歴史ある、すばらしい革製品の素材を提供する会社
であるのに、原価管理、棚卸すらしたことなかったんです。」

といったあとのテレビ撮影会場の聴衆者の笑いである。おそら
く中小企業の経営者が多かっただろうが、彼らの「ハハハ」と
いう聴衆の嘲笑に、どれだけ本気で笑える企業があるのかと思
えた。いまだキチっとやっていないところも多いのである。



聴衆の嘲笑に憤りを感じればよい。

いいテレビです、カンブリア宮殿。
編集 / 2006.11.20 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【外部環境に左右されない。】
カテゴリ: マネジメント/自己成長



突然ある地区に大学が来た。その学生の活気を期待して、アパート経営や
飲食店経営に力を入れたA地域。そのひとつ青山学院大学が地域Aから撤
退し、学生が激減し、急におのおのの経営の厳しさが直撃している。

全国的に檜の丸太市場価格が急激に下がり、経営が苦しくなっている林業
界。住宅動向から大いに外部環境(市場環境)が変わり、経営を苦しめる。


クールビズという強制的勘違い仮想法案が施行され、右へならへの本質を
追求できない国民のために、ネクタイ業界が右往左往してしまった。


色々な外部環境が変わる。なんとかそれに対して、自らの動きを、それら
に対して抗いたい。

もちろん外部環境をしっかり予測し、先手打って攻めなければならないが
市場や相場というものを予測できない悔しさもある。マクロ経済、ミクロ
経済とキチント勉強していても、たんなる需給のバランスだけでなく、そ
の例外のゴシップや潜在的欲求などが要因にもなり、読めないのは悔しい。
PEST分析をしても、5フォース分析をしても、本当に核たる部分で、
政治家の動き、法律の変化の動きにたいして相当なコネクションがない限
り、僕らは傍観者的にならざるを得ない。

しかし、そうはいってもビール業界のように、どんなに突然に税率を上げ
られても次から次へと国に戦い続けている。郵政公社への厚遇にたいして、
憤りを感じ行動するクロネコヤマトも然りである。


外部環境に左右されずに力強く経営をしていくためのポイントはいくつか
あるだろう。


①絶対に、回りのせいにしない(プラス発想)
②自分たちの強みを発信し続ける(長所伸展)
③外部環境の先読みのためにもっと研究、もっと開発、もっと商品化(勉強好き)
④夢や物語を創る(商品化からストーリー化)
⑤顧客を自らが創造する(販促力強化、営業力強化)
⑥好きだから憤りがやってくる(好き×憤り=情熱)
⑦まずやってみる。(素直)


あるひとつのどうしても追求したいことが私の中で芽生えた。ココでは
大いに宣言できないが、補助金に頼らず、国や自治体の政策に頼らず、
自分が信じた道を突き進みたい。


・投げられたビジネスモデルと
・投げていくビジネスモデルと  どっちが失敗しても楽しいかである。
編集 / 2006.11.18 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【売上よりイデオロギー、製販共同へ】
カテゴリ: 理念と利益



「私はね、大事にしているのは売上よりはイデオロギーなんです」


思いっきり熱く語られた。我々は商品の営業に行ったのである。某スーパ
ー(上の写真とは違うところ)に取り入れていただきたいと懇願しつつ、
商品を見てもらったのである。しかし商品営業にこちらが足を運んだが、
逆に販売店側に、理念啓蒙をされてしまったというわけだ。


メーカー側こそが創るものにこだわらねばならないが、それ以上にも、
販売側がここまでこだわるかというだけの理念を強く持っていらっしゃ
った。もちろん販売側というが自社でグループでものづくりまで参画さ
れている。とにかくいいものを創る。そこにエネルギーを注入し、売上
よりも理念という。こんな社長、こんな経営者、やはりいるのである。
当然こだわり商品を創る支援をするのみではなく、食育にも力を入れて
いた。会議室に張り巡らされた100枚くらいの写真は、先日行われた
ばかりの地元の小学校低学年にむけた食育イベントの写真だ。たくさん
の児童たちの笑顔がまぶしかった。



・ひとりの元職員によるPB食品の開発と販売(いいものを追求)
・土作りまで自らこだわる
・やはり「農業」ですといいきる
・食育にこだわり、地元の子供たちとの企画を推進実行する


15分程度だったか非常に私も刺激を受けて勉強になった。

そのあと、我々は組合に戻り、自分たちの商品の分類、今後の方向性に
ついて打合せを行った。そこで、大切なのが「夢」「目標」の一致であ
った。その夢理念を求め続けていかなければならない。その結果に売上
がついてくる。ホンモノを創ろうとしない限り、見せ掛けだけでは利益
を得ても虚妄である。そして販売側と協力しようと動いていこうと具体
的な行動へとなっていく。


さて、今日の話は、材木業ならば、それを収める住宅業のほうが理念が
高いということである。モノのこだわり、素材のこだわりは、メーカ
ー側こそ本来はそれを常に持ち、発信し、消費者を巻き込む必要がある。
もちろん自力でできないゆえに、製造と販売が一体となり協力するので
ある。これもそのスーパーの社長に「製販共同」というキーワードでい
こうと背中を押されたわけである。


夢を語り続けて、いいものを作り続け、日々それに向かって邁進したい。

理念と利益 
協業し、川上川下と繋がっていくのである。

編集 / 2006.11.17 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
奈良県が森林県としてよみがえるために
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
~シンポジウム~
奈良県が森林県としてよみがえるために

挨拶:   林野庁林政部長 島田泰助
基調講演: 日本と吉野の森の現状(京都大学教授 竹内典之)
      日本林業のピンチとチャンス(富士通総研 梶山恵司)
基調報告: 大橋慶三郎先生に習った路づくり
         (岡橋林業代表取締役 岡橋清元) 

パネルディスカッション: 進行役 天野礼子(ライター)
     大橋慶三郎
     竹内典之
     小池一三
     梶山恵司
     小原文吾(林野庁業務課企画官)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
業界の有名人が集まった。私は川上村が主催ということで足を運び、
この業界できわめて有名なコンサルタントである梶山さんと初めて
(ようやく)出会えた。いろいろな意味で広報射撃という応援をしてく
ださった。この業界もいろいろな方がいろいろな角度で注目している。

今日は、
岡橋社長のプレゼンが凄くよかった。

①失敗した(素直)
②実働した(経験)
③役に立つ結果(周辺への波及)
④夢と笑顔 (みんながこれでハッピーに!)


未来図を描いてくれたがさてどうなるか今後が楽しみである。

編集 / 2006.11.11 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【メジャーマイナー(モクモク代表の木村さんより)】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)


本日は、船井総研主催の食育テーマ型セミナーだった。第一講座は荻野
さんが「食育への想い」&「事例」&「推進するポイント」等を話し、
私が10分ほどサポート講演をした。第二講座は、モクモクファームの木村
社長のご講演、第三講座は、まとめ講座で吉崎さんが講演した。


伊賀の里モクモク手作りファーム。
  ・農業と酪農の体験型テーマパーク 
  ・木村社長&吉田専務の二枚看板、元農協職員が奮起
  ・年商38億円(通販10億円)
  ・従業員(パート含む)約300人
  ・年間50万人の来客
  ・立地は農村地域、電車は不便、ただ名古屋から車で1時間半。
  ・朝日農業賞、旅行ペンクラブ賞、環境経営大賞、
     グリーンツーリズム大賞2005など数々の賞
  ・地域活性化の利益&理念の成功事例
  

去年の5月31日に体験宿泊施設ができたとき、私は足を運んだが、木村
社長からは相変わらずの①元気②愉快③信念④情熱⑤理念をまた頂いた。 


そのオリジナリティは「紆余曲折の実経験そのもの」である。


①脱農業!新範疇!新カテゴリーへ!
②同じことはしない、チャレンジし続ける
③事業と運動とは違う
④マーケティングとビジネスセンスは必須
⑤食育はやり続けて必ず損はない


こんなところが、いま東京から新大阪への帰りの新幹線で書いているが、
記憶に残っている。農業も林業も「加工」というところまでいかないと
当然、ダメであり、いかに楽しく快く新しいカテゴリーを作るのかが大
切であるという説も説得力がある。また事業とは利益であり、食育など
運動とする理念とは別であり、食育そのものが、ビジネス的広義に捕ら
えて成功するかどうかはまだわからないとおっしゃったこと。そうは
いっても、通販のノウハウには救われたなど、いろいろな話があった。


「メジャーマイナー」

こんな言葉も恥ずかしながら初めて聞いた。全国的にメジャーであり
ながら、でも実は小さい。質にこだわれば大手メーカーのようには絶対
にならない。なれない。だからこそ、メジャーだが、マイナーだという
地域の人に愛され、チャレンジし続けたい。そうおっしゃっていた。


やはりいる。理念も利益も美しく強い方に。木村社長はそれを、事業と
運動という形で表現されていたが、私は木村社長の生き様そのものが、

「農協を辞めた!!
 新しいことしなきゃって加工事業に取り組んだ!
 だけど最初のころ失敗してさ!
 奥さんに農協職員だったらよかったのにって言われてさ・・・。」


成功者の裏には一杯の失敗と苦労がある。それがずっと耳に残った。
編集 / 2006.11.09 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【ありがとうが元気になる。】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


昨日であった材木店の社長さんで、教育熱心で、材木の知識もふんだんに
あり、アエラ&読売ウィークリー&プレシデントを定期購読されており、
ビジネス世界も通じていて、かつ日本史マニアで、ユニークで楽しいカタ
がいらっしゃった。

すごい人がいるものだと思う反面、なんと自分は小さいのだと、自分の仕
事の価値があるのかとそんな風に自信を無くすこともある。そんなことは
多いのではないだろうか。


それでも今日は、「ありがとう」に出会い、こんな自分でもやはり人のた
めに役にたったんだと思える日々があると、本当に元気になる。


東京事務所で久しぶりのデスクワーク。いつも情熱&情報がたくさんの
ある部署の席に行く。ただモクモクと机に向かいながら、ちょっとした
小話にも花が咲いたりすることもあるが、殆ど仕事関係の話しばかり。


「古川さん、このエクセル、計算式が、ちょっと合わないですけど、
お時間いただけますか?」とTさん。

数分一緒に考えて「それって、こうじゃないかな?」というと解決。
「ありがとうございました!」

って元気で無邪気に明るく言われてすごく嬉しくなった。

その後、Oさんに「だいちゃん、この表の線を消すのってどうやるん?」
といわれて、たまたま知っていたので伝えて解決。「おぉ、ありがとう」
といわれ元気になる。

マズローの欲求段階説では、
自己実現欲求(オレこれやりたい)より自己尊厳欲求(感謝されたい)の
ほうが下位で、その下に社会的欲求(仲間の愛が欲しい)があるのだが、
自己実現とは、その下位に支えられていなければ意味がないと思えた。


安藤美姫さんが自分の結果に満足いかず、スケートを辞めたいと思ったと
き、辞めなかったのは、ある演技後に、観客のおばちゃんからのこんな声
があったからだという。


「よかったよぉ!ほんと、ありがとう!またがんばって!!!」


程度が大いに違うにしろ、近くの人に対して、小さなことでも大きなこと
でも「ありがとう」を得るように生きていたい。だから、言われるように
なることと、言い伝えることと両方があり、僕らは楽しく元気に成長する
んだ、ありがとう。そして別件ですが、Iさん、ありがとうございました。
編集 / 2006.11.08 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【子供に伝えたい「いい話」】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅
南木曽木材産業株式会社の小冊子



山が教えてくれた 子供に伝えたい「いい話」という小冊子を見せていた
だいた。内容は、木を切るのが悪か正か。割り箸は悪魔か正義か。木にま
つわるミニコラムを展開し、「木曽檜」の宣伝ツールにもなっている。


1)木を切ると環境保護になります。
2)赤福餅はプラスチックを辞めてファンになりました。
3)新月の木はいいいんです。
4)からくり人形にまなぶ もったいない精神
5)イチローとお寿司屋さんの話
6)檜のまな板を愛してください
7)割り箸はノー!かイエスか!
8)木っ端に学ぶ

その間間に
木にまつわるミニコラムが挿入されていて

①たけのこを食べよう
②花粉症が増えたのは何故
③なぜ木曽ヒノキがいいのか
④漁師さんが山へ登る
(略)
⑦香りでリラックス
⑧シックハウスの原因とは


などとかいてあり、最後に会社の社長の自己プロフィール。
会社の商品の宣伝、実績(施工事例)、コモノの通信販売などもある。


小冊子にコレだけの、教養を載せて、そしてわかりやすく、結局は、
その中で木曽ヒノキは一番!というところが伝わる銘木ならぬ
銘本だとおl網。

①社会情勢にも詳しく
②業界最前線を取り入れながら
③わかりやすく 
④暗黙知を形式知に、


南木曽木材の社長にもいつかお会いしてみたい。

編集 / 2006.11.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【悩み事】
カテゴリ: マネジメント/自己成長



悩み事とは
得てして自分のいい加減さから
生れるものが多い


一度に二つを得ることは出来ないもの。

自分が信じたことに
進めば良いものだ。



これは父から僕への言葉。大学院時代にメールか手紙かでもらった。なん
だか今日引いた風邪は、悩み事と風邪を同じレベルで考えてもそう思えた。
自分の小さなだらしなさやいい加減さからかもと思えた。
病は気から。

編集 / 2006.11.04 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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