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【大規模商店は規制されるべきか】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)


~福島県伊達町 大型SC出店へ用地変更を県に再度申請~


この日経新聞の記事を受けて稚拙な所感を書きたい。これは要
するに、でっかいジャスコができるかできないかの話。これだ
けジャスコなどの大型店舗(カインズ、コストコ、などなど)が
でてきてワンさんか人が集まり幸せ!となるが、一方、中心市
街地が廃れるとの声もある。そこで、政府与党は町づくり三法
の改正案をだし、田舎にでっかいショッピングセンターを創る
ことを抑制する動きになっている。

床面積1万平方メートルを超えるスーパーやショッピングセンタ
ーなどの出店について、原則自由から原則禁止へと大転換する。
これは非常に大きな変化である。


これに対して

1)大規模商店ができず、地方都市がより衰退するから反対!
2)中心市街地(商店街)の衰退に歯止めが掛かって万歳!


あなたはどっちの論者というところか?

自分の地元、自分の住んでいるところ、お客として足を運んでい
る自分自身のことを照らし合わせて考えてみたい。国民全体の関
心はないが、買い物する人全員に必然的に関心すべき話題と思う。

ただ単に、駅前の中心市街地が廃れるのを嘆くことを発端とする
のならば、大規模立地の規制の動きもむなしい。なぜか。

①大規模商店の時流ももうすぐ終わるから。
 (このあたりの根拠は割愛)

②商店街側が綺麗なトイレ、リラックススペース、落ち着いて買い物
ができる環境への変化、接客と商品の一番化への努力不足も
指摘されるからだ。

努力をしないのに、ジャスコのせいにして嘆く商店街の店主もい
る。私の知るとある某商店街では、確かに殆どのお店は閑古鳥で
はあるが、「暖かい人」「美味しい商品」「お客様との対面接客
の重要さ」が長所の御寿司屋さんがあり、ここだけはいつも明る
さがある。

単純にジャスコが商店街を廃れさせたわけではなかろう。魅力が
ないから行かなくなった。魅了があれば人は足を運ぶのだ。しか
しそうはいっても時流というものは恐ろしいのだが・・・。さて

新聞記事に出てきた伊達町(冨田健一町長)はイオンモールの川
戸社長とともに商業施設誘致のため2000年に市街化調整区域を市
街化区域に編入する要請をすでにしていたが、ダメになっていた。

「県」が土地の用途変更を決定する。福島県は「県人口の減少傾向
や高齢化といった社会現象を踏まえると市街化区域を増やすことは
できない」と難色を示している。

そこに、また再び申請するというのがこの記事である。

町長は、2000人におよぶ地元雇用促進につながると主張し、市街
地の既存商店街とも共存共栄可能と強調しているらしい。うちにも
イオン、ジャスコを!木を植えています!といいたい訳だ。

私は土地利用が一度都市化したら、自然系として元に戻らないという
大前提を語る事なきにしての大規模商店は反対であるが、地域住民
が本当に望んでいるのなら、規制されるべきではないと考えている。

ただし、

民意を問う

どこにいってもその視点が掛けているのだけが残念である。

イオンという強者の論理に漬け込む経済覇者と商店街という弱者の
論理に漬け込む政治覇者との間でのやり取りだけである。

大規模立地は、総論賛成、各論反対の世界であるが、地元住民と
のやりとりの場を創りたい。そして、もっとくだらないのが、日経新聞
という地域と関係ないものが論調し、さらにもっともっとくだらないのが
古川大輔というまったく無関係のものが文章を書いていることである。

勉強はいいけど、自分の関係する地域でモノこと変えるていかなければ
と強く思う。

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編集 / 2005.12.23 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【ロースかステーキか】
カテゴリ: マーケティング/営業
地と図の関係のマーケティング理論より


今日は、同期のTさんと西中島で有名な焼肉店(朋苑)へ。入
ると芸能人のサイン色紙が壁中に張り巡らされている。モーニ
ング娘、及川光博、プロ野球選手、俳優さんなど、へぇ、ここ
結構な人が着ているなと。高すぎず安すぎず美味しい。焼肉は
仕入れ力が重要となるが、ここの名物一番商品がまた最高に旨
い。上ロース(1800円)である。


「えぇ?これがロース?」



でてくるとこの肉厚に驚く。確かにロースである。焼肉として
のカタチを逸脱してはいるが間違いではない。ロースである。

ようは、厚さ2cm強のステーキ(生で食べられる肉)として出
てくるのだが、これは、非常にイノベーティブだ。ここの上ロー
スは霜降り肉厚の「ステーキ」なのである。

焼肉屋が出すいわゆるロースが、一般人がステーキと認知し
てるカタチで出てくる。最高の一番商品である。他の肉はいた
って普通の大きさの焼肉である。


①ロース、カルビ、ミノ、タン、センマイ、 
②ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉  
③豚、牛、羊(ジンギスカン)、鳥    


という切り口を考えてみよう。


え?これが鶏肉?と牛肉のようなすき焼きにして出したり、え?
これがカルビ?と思わせて、これが豚のカルビですといったり、
これがジンギスカン?といわせてステーキのようなものが出す
ことは、商品としての魅力を訴求するのみでなく、普通じゃない
感を演出することができる。

ステーキ屋で出ればいたって普通のお肉が、焼肉屋で、ステ
ーキといわず、ロースといって出すところが面白いのである。

すでに我々が名前からイメージする「商品」というものが、本来
は商品源(材料)であるだけであったり、商品としてのイメージ
が先行して、実態のあり方を忘れたりする。

【商品源】
【商品形】
【商品名】

と分けたとしようか、当然これが当たり前と思っているところ
に「確かにそうだ」という部分でもっていく。

トイレットペーパーを売る。でも、ボックスティッシュの形態だ
けど、トイレットペーパーとでっかく書いて、やわらかさの訴求。

一枚、一枚、あなたのおしりに優しさを というキャッチで、ト
イレットペーパーがあってもよいだろうに。トイレットペーパー
でも見た目は、ボックスティッシュ。あるいはウェットティッシュ
でもよいだろう。あのボックスのカタチが鼻水をかむティッシュ、
あの円筒の形が手を拭くティッシュとは限るまい。

そんなこんなで、焼肉屋に行ってトイレに行った時の発見である。
地と図の関係の理論も入っているのだ。


編集 / 2005.12.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【マロングラッセ】
カテゴリ: マーケティング/営業


「古川さん、どうぞ」


そういって私が手にしたのは、マロングラッセ。どなたかの御
歳暮で回りめぐって私の手元に来た。久しぶりに見たのだが、
ちょうどコーヒーでも飲もうかと思っていたので、美味しくい
ただけた。しっとりしとした甘さに、ブランデーの香りが口の
中を芳醇する。一口食べると、いや、かじると、中から栗本来
の甘い匂いもしてきた。至極おいしぃ。

そんなことは別によい。

美味しいの感想は美味しいでいいのだ。私はなぜか、素晴らし
き粗利率だなぁと関心してしまった。そう、元はただの栗であ
る。栗が加工されてここまでの嗜好品に成り上がるのである。
最初に考えた人は以下にすごいか思い起こす。

①ブランデー・リキュールにつける(?)
②真空パックにひとつずつ包む
③デザイン付きの銀紙で包む
④6個をひとつにボックスパッケージ
⑤ネーミング「マロングラッセ」
⑥しかも、英語「Marron Glaces」
⑦さらに、 自然が生んだ甘い宝石 (キャッチ)
⑧そして、約1000円/6個 である

なんて食べながら考えている。
ブランディングの基本を抑えている。


手間隙かけているのかしらぬが、最高の粗利率を演出するには、
いかに原価がいくらかかっているかカモフラージュすることで
もあろう。そういうと卑しいか。ただ、高級品化することは、
製品としての魅力を追求することはさることながら、それ以外
の付加をかけていることをどう魅せるか。たかだか○○なのに、
加工されるとここまで高付加価値になり、お金も払ってしまう
ものなのだなというものは、色々と周りを見るとたくさんある。
果物も①固定相場制を約束し②地場で加工する。これが活性化
のひとつの手段である。

マロングラッセ恐るべし。さらにいえば、ただの栗が大成長。
まだまだ眠っている素材を掘り起こす仕事はありそうだ。
編集 / 2005.12.20 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【地元玄人&非地元素人】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
世間がクリスマスに向かおうと
まったくその気配を感じません。

クリスマスツリーに
明かりをつけるのなら
全国の人工林に
ちょっとした明かりをつけてあげてください。
それでは本日の日報です。



Aは
徹底的に無責任な面白い企画を想像することである。
Bは
徹底的に耳を傾けて現場の話を提供することである。


この融合がイノベーションを生み「地域(会社)」に新しい発
想と新しい活動と新しいキモチが生まれるのだろう。今日は、
沖縄県のある企業様の経営支援のプロジェクト策定の仕事をし
ていた。沖縄の状況を詳細に知らないのに企業の御手伝いが、
できるかどうか。そう思うだろう。

そういうときこそ、沖縄出身の知人友人親友、後輩先輩の地元
玄人を捕まえる。私はこのとき、非地元素人である。しかし、
その企業様のことを考えて、あれやこれやは、沖縄で可能か?
と尋ね、ディスカッションする。企業の文化活動に対する素案
であるが、この二人で会話をしていた「10分」で相当なアイ
ディアが湯水のように沸いてきた。イノベーションを起こすと
いうが、その手法とはまさにこれである。

大学院時代の勉強がここでも生きてきた。ビジネスとの無関
係が実を結ぶ。さて、地元玄人&非地元素人 のオフタイム
ミーティングから、頼もしいアイディアが生まれた。企業外でも
企業内でも可能な限り、いつも毎日ワクワク発想をしたい。


予断:たばこ部屋は宝の倉庫です。これ以上、喫煙者を締め付
   けると、日本は、いや、世界はアイディア不足になる笑。
   かな??
編集 / 2005.12.19 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【国土交通省事業 地域づくりインターンのパネラー】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【国土交通省事業 地域づくりインターンのパネラー】


2000年夏に当時の国土庁が始めた地域づくりインターン事業の
今年度の報告会に、OBとしてパネラー参加した。今までシンポ
ジウムなど何度も見てきて聴く側一辺倒だったが、話すとなる
とこれは初めての経験。大学教授、自治体職員などと横に並び
ながらいろいろと話をした。

何を話したかというと、すべて教授の質問に誘導されて答えた
わけあるが


①川上村へなぜ何度もいくようになったのか
②現在の川上村との関わり方
③自分自身の人生がどう変わったか
④今後のインターン事業のありかた(もっと宣伝せよ)
⑤自治体の「交流」について
⑥現在の船井総研への入社理由
⑦「週刊まちおこし(メルマガ)」の宣伝


など話した。「麻雀、飲み会、サッカー」意外に何も知らない
学生に光を当ててくれた事業だと伝え、このせいで人生が変わ
ったと。また、今後この事業が継続されない場合は、私が変わ
りに地方役場ならば企画財政課に、国交省ならば財務省に、予
算計上のための提言を代わりにしますと笑いでもって伝えて、
それでも、川上村に何度も通った理由に「人」と「酒」という
楽しい経験をおチャラケて話し、修士論文の子どもの遊ぶにつ
いても話せといわれたので、秘密基地作りで山にエロホンを隠
す美学も話しながらも、子どもは田舎で育つべしと持論を展開、
今後の自治体独自での学生受入については、もっと営業展開を
するべしと伝えた。


川上役場側の変化としては、


1)課⇒役場⇒村内へと(認知度が上がった)
2)体験メニューの向上(村内での経験内容のレベルアップ)
3)学生のレベルアップ


上記を伝えた。結局、一番最初のころに参加したのが私であ
り、一番レベルが低いといい会場に笑いを誘った。現在の後
輩にあたる学生の活躍も付加して伝えた。

最後のほうにパネラーから何か話すことないかといわれて、手
を上げて話したがタブーな話もした笑。挙句の果てに

「いま世間を騒がしていますが、鉄骨一本抜くくらいなら、
この事業に何人もの学生を地方へ派遣できますから。
もっと事業を展開、営業をしましょうよ」


と国交省の方を前に話した。それくらいこの事業が好きであり、
広げたいと私は思っている。

一部の人だけでも共感してくれればと思えば、その後学生が
「名刺だけでもください」とか「週刊まちおこし登録します」と
か、行政関係の方が「今度うちの自治体にきてください」とか
「話おもしろすぎる」と何人もの同士にまた知り合えた。


そして
何度も学生を受け入れている熊本県小国町の江藤さんと学生の
「自主性の減少」「ふつうのインターンに形骸化する危惧」を
話した。自主的に何でもやったる!という変な学生が来る方が
面白い!体験メニューの中でそれだけやって就職のネタにする
だけのようなインターン生は面白くない。これは、受入側にも
問題があると思うが、学生が普通化していると私に伝えてくれた。

やはり遊び心、フロンティア精神、情熱、そういうことが大事だ。




~トラベルとトラブルは同義語~

旅行(インターン事業)が普通だったら何も面白くない!
旅(トラベル)はトラブル(事件)があるから旅である!
学生が地方へメニュー通りに来るだけでなく、いろいろな意味
で、トラブルある関係性があってトラベル自分たちの普段「た
び」も考え直すきっかけになった。
編集 / 2005.12.17 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【美大コンペの表彰】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅


本日、東京造詣大学(美大)へ足を運んだ。船井総研&お付き
合い先が主催したロゴコンペの優秀賞を手渡しにいった。その
際御世話になった教授と、その優秀賞の学生と共に歓談を繰り
広げた。

「大学ホントに楽しい!」

この20歳の女学生の笑顔に私はビックリした。大学が楽しい!
そういう学生は今は少ない。課題研究(課題製作)に没頭して
これから就職活動に入る大学三年生。クリエイティブな勉強を
している実感がある。世の中に対する問題意識、社会意識とい
うより、純粋にデザインが好き、グラフィックが好き、何か創
るのが好き、そういうことが会話の中から垣間見られる。

彼女のスタイルはあくまで「手書き」。そこにスキャナを通し
てデジタル化したあとに、様々な形で加工する。もともとのオ
リジナリティはかならず「手で」というこだわりが、そのグラ
フィックデザインの世界での「哲学」があるように思えた。

「グラフィックデザイナー(一般デザイナー)なんて、まっさ
きに首が切られる時代。だから、それ以外に身につけるべき、
プレゼン、企画力、哲学、そういうのが大事なんですよ」

教授がそういった。これは、確かに、誰にでも当てはまる。
若い女子学生と、経験豊富なZ教授とにはさまれ、美大
の世界、美しく、大きく、そんな刺激が「ふるかわ」にも入っ
てきた。

編集 / 2005.12.16 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【売上12倍!】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

「ハードに投資してくることはよくあったが、形の見えない、
ソフトに投資するのは、初めてです。
半分は、古川さんという
人間を買ったと思っています。」


そういって契約を結んでいただいた。大体プロジェクトベース
で何を行うか、すべて話してきたので、おおよその形は見えた
とはいっていただいているが、「モノ」を買ってお金を払うの
ではなく「サービスという商品」を買ってお金を払うので、形
が見えない怖さがあるという。確かに、塾にいくらはらったか
らといってどんな授業をしてくれるかわからないし、合格の保
証もない。でも、投資してくれた。それは、

「なんか頭がやわらくなる」
「なんか体がうずうずする」
「なんか心がわくわくする」

そういっていただけたからだ。とくに「今日はいっぱいなるほど
に出会えたよ。いままで入社当時思っていた疑問もいまや、変え
ようと思わなくなってたけど、話し聞いたらそうだなって思えて
面白くなってきましたよ。」ここには若い林業家(山林部)
の職員がいる。

私の二つ年上だが、同級生組が4人いるそうだ。

社長、専務、部長と本日は用事があるため、「あの子らと食事
をしてから帰りなよ、やる気のある若手の声を聞いておいてね」
といっていただき、私と3名で近くの料理屋で軽く飲みながら
語った。社長から会社をこうしたいというホンネと、この若手さ
んが思う会社をこうしたいという思いの融合した戦略を創ろう
と決意が沸いた。「古川さん、よく飲むって聞いてるぜ?」会社
での緊張感が緩いで、ホンネで色々な話を教えていただいた。

実は、このときである。
初めて聞いた話があった。販売部の話である。

「まぁ、僕がね、古川さんのセミナーでのポイントいったじゃ
ないっすか。あの後、文房具屋さんに筆ペン買いにいってね、
製材製品に、
①商品名に(崩れ習字)
②地域の名前 
③××××(秘)

をつけて販売やってみたんですよ。
やる前は、一日辺り10万円だった売上が、
それやったら120万円になったんす。」

私の中で時が止まった。
聞きなおしたくなった。

「マジっすか!」
「ホントですか?」
「すげ~嬉しいっす!」

この後、握手を交わしてしまった。売れない材木の世界にちょ
っとした光が刺さってきたかもしれない。そして、何より嬉し
いことは「高い金出してセミナー行った甲斐があったけど、行
ってよかった。まぁ、僕がやったんですけどね笑!」と。

私が話したネタを自分に落とし込んで応用する若手社員。そう
僕は何もやってない。ちょっとしたアイディアを伝えたら、そ
れをうまく加工して実行して、売上が上がったという。

すごく嬉しい。
実は、こんな直接的な喜びを得たのは初めての経験だ。

「古川くんが、いってた、あの浜松駅でのあの夢、
           ホント実現したいですよ。これからよろしく」

編集 / 2005.12.15 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【情熱<スキル】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


情熱なき技術は無能であり
技術なき情熱は無謀である


非常に痛い一言だった。「情熱があっても技術(スキル、ナレ
ッジ、ネットワーク)がなければ意味がないんです。」明言し
た。宣言した。断言した。その方は、元海上保安庁に勤務し、
初の女性幹部として有名になったかただ。現在、大阪市立大学
創造都市研究科 都市政策専攻 助教授である。漫画、テレビ
ドラマで「海猿」が出てから、認知度が高まった海上保安庁で
は、幹部までに上り詰めたとき、テレビで引っ張りだこだった
そうだ。ご自身が難関の試験を通り、しかも、初の女性の登用
ということで、話題をさらった人そうだ。それはどうでもいい。

海上保安庁幹部職員⇒霞ヶ関行政官⇒埼玉大学政策科学研究科
⇒大阪市立大学⇒現在は、市町村行政のマネジメントコンサル
ティングを行う。

永田潤子 助教授。

土曜日の朝から、公共政策関係のセミナーにTさんと参加した。

行動力、技術の伴わない情熱は無能の極みだいうこと。さらに、
京都府城陽市の市長公室の有川さんの改革の話しも聞けた。
有川さんも同様のことをいった。


「この課長、まったく仕事せんで、首絞めたろか!」

若いころ、そう思うことが何度もあった。改革しようとしても
足を引っ張られる。とある事務職員の業務と給与のアンバラン
スに疑問を想い、時間当たりの業務を全職員にチェックした。
もちろん、はじめからそのような業務ができる立場であったわ
けではない。自らが大学院に通い、800の行政事業の10ヵ年収
支計画を立て、エクセルで独自のプログラムを作成した。市長
に対して、何がムダで何を行うべきかを提示し、とことん話し
た。その繰り返しだった。リストラの仕事は「修羅場」「土壇
場」「正念場」であったという。本当に命が奪われるようなこ
とに近い、「組合」との戦いもあったという。


「行政職員で、いやいや、どんな組織でも、やる気があって若
い人はいます。それも上司にたたかれるけど、きっとそれは、
文書化する力ガ弱い、プレゼンする力が弱い、数字で見せる力
が弱い、そういうことなんです。本当に、何度も殺したろって
思った無能課長のことを憎みましたが、それじゃぁ、何も変わ
らないって、自分に足りないところがあるからだって思って、
色々やりました。女子大生と一緒に秘書検定も受けましたよ笑」


自分の言葉で
まとめてみた。

情熱なき技術は無能であり
技術なき情熱は無謀である

さらにおまけ

理念なき利益は犯罪であり
利益なき理念は寝言である

さらにさらにおまけ(自分の言葉ではない)

理論なき実践は暴挙であり
実践なき理論は空虚である

イチロー夢をつかむ262のメッセージ
「49より」



ミスショットの原因は気持ちの中にあると思っていたのです。
だけど、違っていました。技術によるものでした。 



もっともっと行動してスキル、ナレッジ、ネットワーク
をつけます。情熱は維持しつつですが。


編集 / 2005.12.10 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【新・ボランティア論】
カテゴリ: 理念と利益
帰りしな
橿原神宮前の駅まで
お客様に送ってもらったら
改札で

「あれ、大輔やん?」

「おぉ、Iさん!
なんで、いるんすか!
いま、この方、静岡からきてるんです。
うわ!一緒に飲みましょうよ!」

不思議な初顔合わせの3者が夜遅くまで語らいました。

それでは、林業はこれから
もっと面白くなると感じた日の日報です。



「ボランティア古川さんどう思います?」


その解答である。確かに、色々とボランティアの種類はあり、
一元化できないが、今回は、山の労働の手伝いのボランティア
についての解答と思っていただければと思う。

「セミナーの第二講座で説明しましたけど、理念と利益のバラ
ンスですよね。我々の世代はある程度裕福な人たちが多くて、
年収一千万円を目指すより、地雷撤去や劣化ウランの撤去をす
るほうがキモチイイってんです。でも、子育て、生活、真剣に
なればなるほどオカネの必要性に気づく。ただし、そのバラン
スを無理やり気づかせる必要はありません。何かの出来事に出
会うまで、スタンスって色々あるよねと理解してあげることが
大事だと思います。私は上司に「農林業、綺麗な話わかるけど
カネやろ」って最初言われたとき、理解に苦しみましたが、そ
の意味がわかるまで時間もかかりました。」

「それから、やっぱり単純にボランティアというのは、非日常
の快感っていうのもあるわけです。私、出張に憬れてました。
でも、最近、殆ど出張ばかりですから、そうすると、事務所で
働く日が嬉しいんです。」
「私が憬れていたのは、出張ではなく、非日常なんですって。」

「だから、ボランティアも毎日毎日やって
それが生活化したら、ボランティアの持つ快感が消えるもので
しょうからね。それも説明してあげればいいんです」

「それから、ボランティアって3つの段階があると思います。
ひとつは、「快感(あぁ楽しい)」、次が「快感&ちょっと
辛い(あぁ疲れた!)」その次が「すげぇ疲れた!(もうこ
んな辛かったら二度とやったるか!」という段階でしょう。

実は、ボランティアを受け入れる側のスタンスとして、それを
理解していればいいんです。「楽」させてるのは、ボランティ
アを受け入れている山側のほうなのだから、あいつら「楽」な
ことだけ体験して帰って何わかってヤガル!っていう権利はな
いでしょう。ようするに演出力ですよ。段階2と段階3の間く
らいまでやらせるのが一番いい。3つの層があるっていうのを
理解して、うまくあわせて演出すればいいんです。大事なのは
人間の持つ共通のルール(心理学的なこと)を利用して、こち
らが演出させることです。」


ようするに

・理念と利益
・地と図の関係(日常と非日常)
・ボランティア マッサージ論
  ①キモチいい
  ②イタキモ!
  ③イタイ!!


この3つを説明すれば、受け入れ側、やる側のどちら側にもボ
ランティアというもの共通理解が得られるでしょう。


おまけ
『本日の学び』

○もし、ブラジルにアルゼンチンの勝負根性があれば
 ワールドカップは他の国にとって2位になるためだけの大会だ
 ~南米サッカー連盟専務理事 エデゥアルド・デルーカ~
編集 / 2005.12.09 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【日本の木を使い、京都議定書の3.9%目標へ】
カテゴリ: 理念と利益


「まだ石油(灯油)使ってるんですね」

一年目のKさんが私にこういった。たまたま「みとよ(定食屋)」で
夕飯を食べているとテレビから流れるニュースに「灯油ストーブの
老化した排気線が原因で一酸化炭素中毒になり死亡」というの
があった。


再生不可能な化石燃料に比べて明らかに電気はクリーンであ
るが、風力地力は別だが、水力、火力、原子力と電気ができ
る背景を考えれば、マキストーブのほうが地球に優しい。

薪ストーブに新たなデザインを付加して、いま市場に希望を見出
している。売れているのだ。やや田舎でなければ使えないという
のが難であるが、いやそれこそが生活である。同時に無垢材(特
に国産材)の利用がリフォーム業界、新築業界で増えている。
これもまたロハス的発想ではあるが、「木」について熟考されている。

もう一度深く考えたい。

自分自身への確認も含めて、
さ~っとおさらいしてみる。
よくいう。

「持続可能な循環型の森林をつくり、森の資源を利用する
 これこそが、大切なのである」

これが意外とわかるようでわからない。そこで、とりあえ
ずよくあるストーリーとしてひとつの流れを紹介したい。

・地球温暖化対策として・・・

・京都議定書で2020年までに1990年と比較して二酸化炭素を
 6%削減することになっている

・アメリカが批准しなかったため、
 日本が実現できなかったら世界に恥となろう
 日本の強さを見せていきたい

・ところでその6%に二つの内訳があることを知っているか

・そう2.1%は化石燃料の削減による排出規制、
   3.9%は二酸化炭素を森林吸収に託されている

・木の成長、木の利用による二酸化炭素固定に託されている
 割合のほうが高いのである

・正しく育林、撫林しないと、モヤシのような
  森林(人工林)ガ増え二酸化炭素吸収も弱くなる

・そのために、山はしっかり手入れが入らないといけない

・そのためには、そこに手入れをする人がいる必要がある

・よって、木を使い、お金に買え、山で森の管理をする
         人に利益を送り込まなければならない

・いま、戦後の拡大造成林から3.8倍もの蓄積量があり
  むしろ「木」はあまっており
          「木」は熟したともいえる

・だから、木を売る仕事を私はしている
 だから、木の製品をほしがる仕組みを
      現代のマーケティングに落とし込む必要がある

・だから、理念だけでなく
    デザインや人間の欲求に入る必要がある

=まとめ=
・公益性の追求と利益性の追求がこれだけ
  同時進行でシンクロする世界もなかろう

・だから仕事が楽しい
・だから稼ぐが楽しい


さて
今日、私の席の横でスタッフをされていて、私の様々な鈍行
を見てくれてサポートしてくれたKさんからメールが来た。

先月末で会社を辞められたのだが、その方からのメールにこ
んな文章があった。

>>>
以前に教えてくださった、「企業のライフサイクルと理念・
利益の関係」は自分の頭の中できちんと整理できていない部
分だったので、ピタッ!と嵌り、なるほど~!と頭がクリア
になりました。ありがとうございました!

「理念・利益のバランスを意識的にコントロールする!」
人生も同様です。人のライフサイクル(成長過程)があり、
無意識・意識的に心理的要素(信念・やりがい・充実感etc)
と物質的要素(対価・処遇etc)のバランスをとりながら自己
実現に向かっていくのだと思います。
>>>


このメールを見て、こういうことを語れる人が、日本の中で
どれくらいいるのかどうか。物質的要素の追求、利益の追
求のみしか語れないとなれば、非常に寂しい。だからこそ、
こんなにドウドウと「稼ぐ!!」と宣言して、誰からも卑
しまれ、妬まれたりしない世界であるこの国産の森林、材
木の世界ってのは、ビジネスのやりがいあるのです。


編集 / 2005.12.05 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【上海(開発、街並み)】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)

「豫園(ヨエン)」というところに行った。

中国を代表するレトロな建造物が残る。この町並みは、高いビル
郡を想像する「上海」らしさとはまた正反対の上海である。統一
された建物の景観は、審美的でもある。

黒い屋根、赤い壁、店自体は雑種雑多でたくさんあり、ショウロ
ンポウの有名なお店には一時間ほどの列があった。

たとえ観光向けといっても、街並みとして「この国しかない」
という風景があるのは非常に文化的であるといえるだろう。ス
クラップ&ビルドを何度も繰り返す日本は、一部の都市開発手
法が日本の都市のすべてのように思われているのも問題である
が、やはり、大切で残して生きたい「建物」というのはあるは
ずだろう。

その後、15分くらい歩いて、地下鉄の駅へ。今度は、庶民的
な「街」である。やや汚い道路や建物が林立するが、標準的な
家庭の姿が想起できる。こういった裏道系にくるとまだまだ上
海は途上であると感じるが、町を横切る子どもたちの笑顔がま
た素敵で、こちらの心も笑顔になる。駅の近くにあったとある
小さな百貨店の入口でおじさん4人がバンドをしていて楽しい
生演奏が聞けたのはラッキーだった。トランペットの音色がま
た上海の町に明るさを与えていたが、拍手をしたのはわれらだ
けでなんだか微妙に寂しい。


さて、駅からすぐの上海タワー。近代的なデザインタワー。こ
の辺りは、富裕層が住むマンションも多い。最近では、1平米
150万円の史上最高額物件もあるそうだ。タワー上でみた景
色で目に焼きついたのはビルの数である。「石油」「証券」と
いった看板がビルの最上階に輝く。半日で3つの上海を見たの
である。

1)情緒的歴史建物
2)庶民的一般建物
3)象徴的高層建物

これは

1)開発規制地区
2)開発無縁地区
3)開発促進地区

なのか。

3つの上海。観光のため、ビジネスのためというお金の動く
世界ゆえの「建物」であるのは否めないだろう。見られるから
綺麗にする、見られるから美しくする、お金が動くから、景観
にも気を使う。さて、しかし、2)の建物が今後どうなるか。

1)に動くか、用地買収を繰り返し新たなビルが立ち、3)と
なっていくことが青写真としてはあるだろう。

確かに居住クオリティとしては上海は素晴らしいとはいえない。
そのなかで、自発的な「住人」が、開発に負けず、内発的に、
美的な居住空間となることができれば、それ自体に、歴史的
でもない、先進的でもない、ゾーニングとして、「街」のアイ
デンティティが保たれるだろう。ただ、そんなことは期待でき
ないだろうが応援したい。

この地域が次に訪れるときにどう変化しているか楽しみだ。
歴史的建造物は増えることなく、ビルは増えることが予想で
きるだけに、庶民的街における内発的美化の実現は・・・・
夢かも知れぬ。

ある書物によれば、外資の力によって上海に「サービス」と「
美的快適」が持ち込まれたとある。美的になることが必ずしも善
であるとは限らぬが、やはり一般の街の「トイレ」はまだ汚い。

さらに、まだまだ

「ロレックス、これ偽モノ!一番いいニセモノ!」

と声がかかる。あやしい空間に連れて行かれる。立派なニセモ
ノが見たくて興味津々で商品を見についていった。アパートの
4階に連れ込まれた。人柄の良さを信じて出向いたが一人では
危険か笑。O君は偽者を買ったが、今、中国のニセモノ市場は
2兆円といわれGDPの約2%ともいわれている。これもまた
文化であり、パオス代表の中西元男も「ニセモノも2000年前の
模倣した100年前のニセモノであれば、ホンモノだ」おっしゃ
っていたが、内発的な文化であればどんな形でもよいと思えて
しまう。


編集 / 2005.12.03 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【上海へ(雑技団の感動マーケティング編)】
カテゴリ: マーケティング/営業


「沖縄にいくのと一緒ですね」後輩がいった。あっという間に
上海についた。弊社の研修旅行で、去年は北京で、今年は上海
へ。関西空港から約二時間であり、一眠りしていたら一瞬でつ
いた。今回の研修視察箇所は、

・上海国際汽車城(F1サーキット場)
・IKEA(スウェーデン家具生活雑貨店)
・上海雑技団
・全身マッサージ(個人的)

と愉しんだ。新天地という古い町並みを生かした上海で最も人
気のあるトレンディースポット(ショップ、レストラン、バー)
があるのだが、時間の都合でいけなかったのが残念である。

今日は、上海雑技団を見て感激した。感激したというのは誰で
もできるが、その感激とは何ぞやというのが、私自身が感じた
いや、同席した助川さんも感じたことである。その感激の深さ
とは、プロ意識の徹底さに、感激したのである。

その前に、この雑技団の「雑技」そのものの「曲芸」について
描写したい。恥ずかしながら、私が最初にイメージしていた「
仮設ステージでのサーカス」とは違った。2000名ほど入る
専用のホールで、ひとつひとつにストーリーのあるパフォーマ
ンスを繰り広げてくれた。

「技」とは例えば、仰向けになって両手両足で布キレを廻した
り、皿を廻し続けたり、-180度に曲がった腰を維持しながら
火がついた蝋燭カップを、両手両足、額と口とにバランス感覚
保ちながら静止するとか、舞台上からぶら下がる布に絡まりな
がら足だけで繋がる男女二人の空中芸や、小学生にも満たない
女の子の空中回転とか、バトミントンラケット6つの御手玉、
ボール7つの地面御手玉、などなど、とにもかくにも「サーカ
ス」というか「曲芸」なのであるが、それが、単発の単なる芸
はなく、そこのストーリー、ミュージックが加わっており、非
常に観客の感動をそそるように出来ている。たとえば、天井か
らの紫色の太い布に絡まりながら、男女も絡まり、愛を表現す
るのだが、足と足だけで空中を舞い、また、女性が片足だけで
男性を支えながら空中を飛ぶのは圧巻であるが、そこでの情緒
的な音楽と体全体による感情表現は、私の心もとろけた。


(芸+技)×ストーリー×音楽=感動

こんなところか。

商品×ストーリー×演出力=感動 

ともいえるか。

とにもかくにも「雑技団をみずに上海を語れない」そう思えた。

そして、冒頭に書いた「プロ意識」についてであるが、実は、
大きな大きな見せ場にてこんなシーンがあった。大きめの椅子
を斜めに重ねながら、そこで、男性6名が上っていき、最終的
には、全員がその斜めの椅子の上で逆立ちをするバランス芸が
ある。しかし、これが一度、最後の最後まで来て、失敗するの
である。

緊張は会場とステージとどちらにもある。

「まさか」と思ったが、直ちにやり直しているのである。その
団員の顔は無言。戦慄的な雰囲気がある。芸の内容は、言葉
でしか表現できないが「そんなことできるのか?」という曲芸
である。一度目の失敗のとき、我々は「もうそこまでしてくれ
れば、十分だ」という涙ながらも思ってしまう芸である。

しかし、そう。直ちにやり直している。音楽はリピート。もう
二度とは失敗できないだろう。もう、そのときは、だれもがつ
ばを飲んだろう。場も不安な気持ちでみているのである。空気
は透明で冷たく、また、会場の温度も冷え切るほどの場である。

お客様の前で「失敗」を見せた。
しかし、
それを「失敗」で終わらせては、帰らせられない。
直ちにやりなおすのである、直ちに。そして、成功する。


無論わざと失敗したという説もあろう。そう思うのは辞めてお
こう。とにかく失敗に対しての再チャレンジ。「姿勢」が感じ
られる。基準となる「芸」のレベルの高さはさることながら、
失敗への再挑戦に対する「スピード感」「真摯さ」そこに「プ
ロ意識」がもっとも感じられたのだ。練習・訓練・その背景に
あるものを想像した。

あぁ、これが「プロ」というものか

自分たちの仕事に対する取り組みの甘さに、助川さんと帰りの
バスで語った。「あぁ、これならいくら払ってもいい」そうお客
様に思われるビジネスを目指したいものである。


編集 / 2005.12.02 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【天竜美林】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅

今日は天竜美林へ。山にも登った。山、それは、人工林が植わ
る世界である。いい山もわるい山もどちらも見せていただいた。
今回の案内人は、「地域材セミナー」のお客様で、山主から林
業家、製材、加工屋さんまでいる、この一連の流れを括して行
っている日本でも稀有な元気な「株式会社」である。

また、天竜市のころの議員さんで、いまや合併して浜松市にな
り、その地域からの議員数が10分の1になり、議員を引退して、
また本業の林業に従事しているOさんも一緒に山へ足を運んだ。

車を走らせながらこんな声を聞いた。

「おぉ、ここの山は誰のだ?」

「Mさんのです」

「いい山だなぁ、いい木になってる」

「ここは誰のボサ山(手入れの入っていない悪い山)だ?」

「Aさんかな」

「そっかぁ」

「うわ!ここもスゴイなぁ、嫉妬しちゃうな、いい山だ」

「素晴らしいですね、下草も綺麗で、スギもまっすぐだ」

「これだれの山かね」

「Mさんですよ」

「うわぁ、Mさんすごいなぁ、オレの山を後で見せたら
 がっかりさせちゃうな、古川さんに笑」

「私このボサ山買ってねぇ、間伐したんだ」

「すごいなぁ」

こんな会話で盛り上がる。林業、作業道の整備もいきわたってい
て、私設で創った道もある。気が搬出しやすいように自らが工夫
して、自らが投資して作った作業道は、1日に80m~100m
ほどで2万円くらいで作れたという。いま1m8000円という
コストが標準的にあるとすれば二十年前にしろそれは非常に安い。


「我々、林業家ができることは、コストを押さえ搬出すること。
            そこまでなんだよ。あとは託したぜぃ」

そういったニュアンスのことをおっしゃった。
哲学を持っている。


「いい山ってのは、美しい山だ。
 美しい山ってのは、持ち主のコンセプトがある山だ」


コンセプト。もうすぐ70になるだろうおっちゃんが、熱く語る。
道中色々話したが

「楽しい!楽しい!山は楽しい!面白くするんだ」

といろいろと頼もしい静岡弁で話してくれると、こちらも、
この斜陽産業が楽しいものだという認識がさらに自信を
持ってくる。いるのである。

事務所に帰ったら、会社のトップ層が待っていた。「こないだ
はセミナーありがとうございました」と。そこで、弊社の活動
の紹介をして、プレコンサルをして帰ろうと思っていたが、

「古川さん、我々に営業をしてください!」

と、先の話はここまで。今後ともよろしくお願い申し上げます。


編集 / 2005.12.01 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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