【マンガ嫌韓流より思うこと】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア


「嫌韓流」

徹底的に韓国側の歴史認識やその主張を非難する漫画であ
る。その低俗さを低俗さでもってしてしか表現できない日
本のマスコミをも非難する。このマンガ、知人に薦められ
て、さ~っと新幹線の移動中に読んだが非常に過激である。
電車では読めないかもしれない。韓国を堂々、正面から、
大批判しているのだ。へぇと勉強になる反面、しかし、そ
の信憑性については疑問に思い、ふと弊社船井幸雄顧問が
何かのセミナーでいった言葉を思い出した。

 1)自分が見たもの しか信じない
 2)自分が信用する人のこと しか信じない
 
ここにたどり着いたこの考え方は納得できる。しかし、世
の中、殆ど、触れる情報は1)「自分が見たもの」でもな
く2)「自分が信用する人が話したこと」でもない情報ば
かりである。新聞、雑誌、テレビ、ニュース。そこから、
判断しなくてはならないのである。しからば、世の中に存
在するあらゆる「賛成vs反対論」についても、1)でも2)
でもない情報を材料にして、議論しなければならない。


であれば、1)2)以外のあまり信じられない情報も、例
えば、極右、極左のについて情報収集すれば、客観がどの
位置に存在するか考えるきっかけを与えることにはなる。
真実のバランスを自分で見極める力ということが必要とい
うことになる極端の指標を与えられるからだ。だから、韓
国に対する認識も、両極端を私自身がしることができ、真
実はどこにいちするのかと考えるきっかけを得た。

ただし、この本を読んだ日本人が「韓国人は愚かものだ!
詐欺師だ!低俗民族だ!」と思うのならば、愚か者は「
その本を丸丸信じるあなたこそが愚かもの!」である。

我々がテレビやメディアでしか知らない表層的な韓国のよ
き情報と、このマンガで知る韓国の悪しき情報のどのくら
いの比率が本当の真実であるのか。客観という視点は存在
しない。本当の真実など、その情報を個人の中に内在化し
た時点でそれは存在しない。ただし、その比率を考えるの
に、極端を知り、そして最後は、自分の目でその証拠をし
っかり見ること。自分の信頼する人に出会い情報をもらう
こと。それが大切にはなるだろう。

真実とは何かを、自ら持って調べようとするきっかけを与
えるための援助となることを目的とする本であるならば、
そのためにあえて極論を貫き続ける強気姿勢は評価される
著書であろう。ストレート・直球に、そして過剰な演出に
よる韓国人の非難をする本なのであるが、私にとっては、
「真実がどこにあるか」を知らなすぎる日本人の愚かさを
嘆いている本であると思う。そう、私自身に対する反省を
与えられる本であった。

もう一度戻る。信じられる情報は以下しかないのである。

1)自分で見たもの
2)自分の信じられる人が言ったこと


信じられない情報からは、両極端の「思想」「考え」「
主張」に触れてみて、どこに真実のバランスがあるか、
考えてみることが大切と思う。仕事にも人生にも、居酒
屋での噂話でも、とびかうどっかの悪口でも、すべてそう
であろう。情報収集を正しく行い、最後は自分の目で見て
判断したい。

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編集 / 2005.09.29 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【10数人の肝臓と六本木ヒルズ(都市開発)】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【10数人の肝臓と六本木ヒルズ】


アカデミーヒルズ塾長の米倉誠一郎教授が、入塾式のときに
言ってくださったテーマを再び卒塾式で言ってくださった。

「この塾では入塾時に私が話した3つのこと考え続けていましたか?」
そう再び問いかけられた。


・自己のキャリアをデザインしよう
  (1~3年後の自分づくりをデザインし設計せよ)
・情報処理から情報創造へ
  (情報を価値に変えて創造しよう)
・旬の知性に出会おう
  (最先端のビジネスの匂いと素晴らしい仲間に出会おう)


確かに振り返ると、この3つのことが確実に得られたかは
怪しい。スキル的なノウハウは少なかったかもしれない。
しかし、旬の知性にはたくさんであった。色々な出会いが
あったことはすでに日報で書いているので割愛するが、今
日は今日の出会いとして、企業バリューアップコースで出
会った3人の仲間と飲んだとき(プチ祝賀会)の話を紹介したい。


メンバーは、某都内電鉄系不動産会社経理、某鉄鋼関係商
社営業、某IT系企業の社長、そして古川。

話題は、今日の優秀作品プレゼンのこと、子育てのこと、
大学受験のこと、ビジネスの話まで幅広く話をした。その
なかで、「都市開発」「土地収用」の話になった。今回の
デューデリの仕事関係、そして、不動産会社の方、六本木
ヒルズで働いてる方、古川の大学時代に得たダム補償問題
についてのK村の話など、で共通の話題に盛り上がった。

「都市開発はね、20年とかの長期間になるから、投資家
のように短期的収益を求めるような人の対象にはならない
んだよ。きれいそうに見えるビジネス世界だけど泥臭いん
だよ。」そう話をはじめたAさん。

「だって、私の同僚は森ビル設計にかかわったけど、彼の
仕事は地元の旧住民と毎日飲むことことだったんだよ。さ
らにいえばね、地元の住民の子どもに、読み書きそろばん
と家庭教師もやってたってんだからね。そうやって打ち解
けていくことだけで、すごい時間がかかってるんだ。六本
木ヒルズは最初にプランがあがったのは昭和58年だから
ね・・」

「そんな昔なんですか」

「そうですね、開発は、昔から住んでいた人のこと、その
土地のことを考えると時間はかかるし、問題は非常に大き
いですよね。成田空港、それから、今作っている圏央道も。
国立のマンションもね。」

「そうそう、北京では、今度の北京オリンピックの土地収
用に反対した地元住民が焼身自殺してますもんね。」

「でも、仕入れは共産主義、販売は資本主義っていうもの
ですからね、中国は。」

「そうそう、うちは、いま大手デベの仕事として、上海で新ビル
の仕事をしてるんだけど、そのときにね、小さな古ぼけた
商店とか20くらいあって、それがなかなかどかないから
日本のプロジェクトメンバーが、それが難だよなあと思っ
ていたらですね。向こうの中国の方がね、わかりました。
3ヶ月でどかせます。っていうんだ。日本じゃありえない
けどね。でも本当に3ヶ月で強制的に収容した。どうやら
彼らもビルの地下の部分に場所をもちろん提供されたんだ
けど、日本じゃそう簡単には行かないもんね。」


「土地に対する愛着は、日本人は違う深い意味あります
からね。土地関連のビジネスは証券の世界だけみれば、
きれいに見えるけど、実際はそんなんじゃないもんね」

「ダムもそうですよ。補償問題とかすごいですから。そ
れは国の税金から出ますけど、都会の人は知らないけど、
2400人の村に3200億円のダムが必要か!とか揶
揄されるますけど、実際に恩恵をこうむるのは・・・」

「都会の人なのにね。」

「えぇ、でも、その苦労を知らない。でもお金になれば、
うれしいから、一夜城つくって、この家も補償しろ!と
いう住民も出てくるわけですよ」

「そうそう、でもね、私がかかわった都市開発の話だと
ね、そんなやつ無視しても、確実に仕事を取らないと営
業マン失格の烙印を押されるんです。だから飲むんです。」


「そうですよね、するとさっきいったヒルズもそうなんで
すね。で、毎日飲んでいた方って、それは独りが頑張った
んですか?」

「10数人くらいいましたね」

「そうですか、そしたらこの六本木ヒルズは、その10
数人の力強い肝臓によって成り立っているんですね。
彼らの肝臓の銅像でもつくるといいですね。」


「あはは、まぁノミニケーションって大事だよね」

「今日もこうやって飲めてよかったね。また飲もうね。
大阪からも来てよね!」


旬のビジネスかどうか別として、こんな仲間に出会えて非
常に刺激的だった。大学時代にK村に行ってダムを知って、
現実を知って、だからこそ都市開発の人と通じる部分があ
るとは当時思えなかった。いろいろ話もできた。ビジネス
デューデリでは、非常に細かい分析の「姿勢」も学びあえ
た。これを、会社に還元する。そして、これを利益に変え
る。それが、今後与えられた僕の使命と思う。六本木ヒル
ズという日本のビジネス最先端という輝かしき光の世界と、
宝の光がいっぱいなのに闇として葬られそうな日本の過疎
地域とをうまく結んでゆきたい。

まぁ、肝臓は強いほうがいいでしょう。
編集 / 2005.09.28 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【峠 (上・中より)格言集】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア
【峠(上・中)より】

峠とは、司馬遼太郎の著書である。幕府にも官軍にも関せず、
小藩の中性独立を守ろうとした男の信念。越後の長岡藩にいき
た「男、河合継之助」の物語である。それでは私が感動した格
言をまとめた。


<上>
■河合のは文字をかくのではなく、文字を彫るのだ
 ~河合が入門した古賀塾で輪読したことを写生するのだが、
  河合は文字に気迫をこめて書こうとする精神が異常なこと
  を表現して。


■「俺は知識という石ころを心中の炎でもって溶かしている」
 ~知識は体に宿して行動に変化することに意味があるという
  ことで河合がいった発言


■「志の高さ低さによって、男子の価値がきまる。このこと、
 いまさらおれがいうまではない。ただ、おれがいわねばな
 らぬのは・・・」「志ほど、世に解けやすくこわれやすく
 くだけやすいものはないといいうことだ」
 ~弟子の佐吉に「志」とは何かということで語ったセリフ 
  その志を維持するのは自己規律しかないという。

■視覚の驚愕は網膜を驚かせるのみでなく、思想をさせ変化
 させるものらしい
 ~横浜で洋館などを初めて河合がみたシーンで

■継之助は人の意見ではなく、おのれの意見で、それも一分
 のすきもなくおのれ自身の規定によって生きてゆこうとす
 るのであろう
 ~備前の山田方谷を師匠と仰ぎ、旅をし出会いにゆくのだ
  が、師匠がその河合の凄さを驚くシーンで司馬が書く。
  その後、山田は「大変な男を弟子に持った」という

■「人間はな、店舗と同じだ」
 すなわち、場所が大事であり、人の集まる目抜き通りに
 店を出せば繁盛するように、古賀塾におれば学問はせずと
 も自然に耳目が超える。古来こんな諺がある。
 「田舎の三年、京の昼寝」だ 
 ~全国に旅をし江戸に戻った継之助が、久しぶりに弟子の
  鈴木佐吉とであったときにいう言葉。田舎で三年学業を
  するよりも京都で昼寝をするほうがましともいう。

<中>
■「俺の日々の目的は、日々いつでも犬死ができる人間たろ
 うとしていることだ。死を飾り、死を意義あらしめようと
 する人間は単に虚栄の徒であり、いざとなれば死ねぬ。人
 間は朝に夕に犬死の覚悟をあらたにしつつ、生きる意義の
 みを考えるものがえらい。」
 ~郡奉行に昇格した河合が、死を覚悟しながら現場へ入り
 込みながら政治を行うシーンで

■「法といえば表向き、裏には裏の法がある」しかしそれを
 変えて、領民の遵法精神に筋を入れるために私は芝居すら
 なんでもする
 ~河合の演技力の凄さを証明する志の強さを表した文

■ナルシズムが道心にまで醇化したものが「刀は武士の魂」
 というものである
 ~武士の魂など無用の産物であると時代背景から語る司馬 
  の文章

■「汝ニ休息ナシ」
 「なんのことだ」
 「神が天才に与えた最大に褒め言葉です」
 ~シナ人の張が河合にいうセリフ

■「人間は自分で外科手術はできない。普通、他人がやる。」
 ~幕府が変わるには薩長の革命が必要かも知れぬということ
 から様々な真理として外の力が必要だということを唱えて河
 合が幼馴染の良運さんにいう発言

■「政治とは機を見ることだ」
 ~大政奉還後、長岡藩が全国に類を見ない石高制廃止を行う
 ためにいった河合のセリフ。その後「時機を見抜く力がなけ
 れば名案でもものにならぬ」「どんなにがい薬も甘受する時
 があるのだ」という。

■複雑で欲深な発想や目的意識は結局、あぶ蜂とらずになる
 ~物事をやるとき、その発想点はできるだけ簡単明快である
  必要があると河合が考えていることを司馬が表現する

■「彼らに公憤などはない。すべて私憤から出ている」
 ~薩長の行動を揶揄するシーンで河合がいったセリフ

■福沢諭吉は、経済主義を正義とする建前から封建制を否定し
 徳川家や諸大名の存在を無意味であるとし、資本主義こそ文
 明をひらく原動力であるとし、資本主義の前提として自由と
 権利を強調している
 ~福沢諭吉と河合継之助が出会うシーンで司馬が諭吉を解説
 する名文

■「意見じゃないんだ!覚悟だよ」
 ~官軍に対して起つか起たぬかそれだけであると続くのだが
 諸藩が集まって無能な会議を続けているときに、河合がキレ
 ルシーンでの格言
 
 
『本日の学び』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
明日死んでもいいという生き方は現在でもできる。その感覚を
忘れずに人生・仕事に邁進したい。そう思えるのである。
編集 / 2005.09.27 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【日本大地図の販売戦略】
カテゴリ: マーケティング/営業


「こんな地図、今までなかった!」と書かれた大日本地図の広
告に出会った。日経新聞を購入して、その中折に入っていたの
だが、この文字がデカデカと書いてあるために、つい見てしま
ったのだ。さらに、その下をみると「今すぐ中面へ」と書いて
あり広告有効期限10月3日(月)とも書いてあり焦燥感を煽
る。まんまとはまり、中を見るとさらに「今なら3つの得点!」
といい、腕時計や特大ポスターや明治40年の京都の地図などが
選べてもらえる。

そして、次のページをみると、「日本全国から寄せられた絶
賛の声!」というのが20~30も書いてある。そして、文字
を大きく「こんな地図がほしかった」ともある。さらに本書の
5大特徴があるのだが、具体的に確かに便利で有能であると思
える地図の特徴があるのだ。ただよく読むと「長寿のお祝いに
も」とあるのが「?」となるのだが、それはよい。大げさにい
うのは1.3倍までなら許せる。

そして。次ページになりようやくやや専門的な長所を書いてあ
り、大げさに言うところから入らせ、中に入れば入るほど具体
的な解説があり、人間の欲をうまくそそっている。

さらなる次のページでは「見て、読んで、楽しむ地図」の決定
版!とでかく書いてあり、その文字の左上には「今までなかっ
た」と赤字で加筆。その後は「立体的」「明るく、見やすく」
「写真解説もあり」など具体的にワクワク感を訴求している地
図のカットが掲載されている。最後に、

「この地図で日本を楽しもう!」とあり、このページには、阿
蘇山がパノラマで移っている。確かに見やすい。要するに初の
3D地図に写真と観光情報を加えた地図に他ならない。しかし、
ここまで人の心をくすぐる表現+実務的に訴えるその良さを
アピールされれば、これは心動く。ビジュアルも素晴らしい。

最後に「ご家族に1瀬えと必携最新決定版!」とまとまる。
ここまで気づかなかった愚かな自分。あれ?値段はいつだろう。
これこそ戦略にはまった。最後の最後まで価格については、
ひとことも言及していない。小さく一括払いだと29,000円とあ
るが、あくまでも大きな文字は、分割払い!「1,980」×「15」
という1,980が大きい。

お客様の声を再び見てしまった。「家宝として保存したい」「
地図を見て旅をした気分になる」「学校での勉強にもよい」「
次はどこに旅行しようかとワクワクする」

ありがとう。日経新聞日本大地図さん。で、販売はどこか。ユー
キャン出版局であった。最後にまとめて終わる。
編集 / 2005.09.26 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【峠(上・中)より】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア


峠とは、司馬遼太郎の著書である。幕府にも官軍にも関せず、
小藩の中性独立を守ろうとした男の信念。越後の長岡藩にいき
た「男、河合継之助」の物語である。それでは私が感動した格
言をまとめた。


<上>
■河合のは文字をかくのではなく、文字を彫るのだ
 ~河合が入門した古賀塾で輪読したことを写生するのだが、
  河合は文字に気迫をこめて書こうとする精神が異常なこと
  を表現して。


■「俺は知識という石ころを心中の炎でもって溶かしている」
 ~知識は体に宿して行動に変化することに意味があるという
  ことで河合がいった発言


■「志の高さ低さによって、男子の価値がきまる。このこと、
 いまさらおれがいうまではない。ただ、おれがいわねばな
 らぬのは・・・」「志ほど、世に解けやすくこわれやすく
 くだけやすいものはないといいうことだ」
 ~弟子の佐吉に「志」とは何かということで語ったセリフ 
  その志を維持するのは自己規律しかないという。

■視覚の驚愕は網膜を驚かせるのみでなく、思想をさせ変化
 させるものらしい
 ~横浜で洋館などを初めて河合がみたシーンで

■継之助は人の意見ではなく、おのれの意見で、それも一分
 のすきもなくおのれ自身の規定によって生きてゆこうとす
 るのであろう
 ~備前の山田方谷を師匠と仰ぎ、旅をし出会いにゆくのだ
  が、師匠がその河合の凄さを驚くシーンで司馬が書く。
  その後、山田は「大変な男を弟子に持った」という

■「人間はな、店舗と同じだ」
 すなわち、場所が大事であり、人の集まる目抜き通りに
 店を出せば繁盛するように、古賀塾におれば学問はせずと
 も自然に耳目が超える。古来こんな諺がある。
 「田舎の三年、京の昼寝」だ 
 ~全国に旅をし江戸に戻った継之助が、久しぶりに弟子の
  鈴木佐吉とであったときにいう言葉。田舎で三年学業を
  するよりも京都で昼寝をするほうがましともいう。

<中>
■「俺の日々の目的は、日々いつでも犬死ができる人間たろ
 うとしていることだ。死を飾り、死を意義あらしめようと
 する人間は単に虚栄の徒であり、いざとなれば死ねぬ。人
 間は朝に夕に犬死の覚悟をあらたにしつつ、生きる意義の
 みを考えるものがえらい。」
 ~郡奉行に昇格した河合が、死を覚悟しながら現場へ入り
 込みながら政治を行うシーンで

■「法といえば表向き、裏には裏の法がある」しかしそれを
 変えて、領民の遵法精神に筋を入れるために私は芝居すら
 なんでもする
 ~河合の演技力の凄さを証明する志の強さを表した文

■ナルシズムが道心にまで醇化したものが「刀は武士の魂」
 というものである
 ~武士の魂など無用の産物であると時代背景から語る司馬 
  の文章

■「汝ニ休息ナシ」
 「なんのことだ」
 「神が天才に与えた最大に褒め言葉です」
 ~シナ人の張が河合にいうセリフ

■「人間は自分で外科手術はできない。普通、他人がやる。」
 ~幕府が変わるには薩長の革命が必要かも知れぬということ
 から様々な真理として外の力が必要だということを唱えて河
 合が幼馴染の良運さんにいう発言

■「政治とは機を見ることだ」
 ~大政奉還後、長岡藩が全国に類を見ない石高制廃止を行う
 ためにいった河合のセリフ。その後「時機を見抜く力がなけ
 れば名案でもものにならぬ」「どんなにがい薬も甘受する時
 があるのだ」という。

■複雑で欲深な発想や目的意識は結局、あぶ蜂とらずになる
 ~物事をやるとき、その発想点はできるだけ簡単明快である
  必要があると河合が考えていることを司馬が表現する

■「彼らに公憤などはない。すべて私憤から出ている」
 ~薩長の行動を揶揄するシーンで河合がいったセリフ

■福沢諭吉は、経済主義を正義とする建前から封建制を否定し
 徳川家や諸大名の存在を無意味であるとし、資本主義こそ文
 明をひらく原動力であるとし、資本主義の前提として自由と
 権利を強調している
 ~福沢諭吉と河合継之助が出会うシーンで司馬が諭吉を解説
 する名文

■「意見じゃないんだ!覚悟だよ」
 ~官軍に対して起つか起たぬかそれだけであると続くのだが
 諸藩が集まって無能な会議を続けているときに、河合がキレ
 ルシーンでの格言
 
 
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明日死んでもいいという生き方は現在でもできる。その感覚を
忘れずに人生・仕事に邁進したい。そう思えるのである。
編集 / 2005.09.25 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【ブランソン視察 】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
【ブランソン視察~初日~】 2005年9月22日

「FLY AWAY!」まるで二度と戻ってこれないどこか遠くの世界
にゆく気持ちになっていた。とにかくこのツアーでは徹底的に
裸になってアメリカ合衆国のブランソンという町を感じてきたい。
姿勢を貫いた。


 1)素直に感動する
 2)日本(某市町村)で適用できるか考える
 3)適用できなければ代替を考える


これが全体をわたって意識した点だ。
さて話を成田空港に戻そう。



■成田空港編 ~大量購入、集中読破、一括破棄~

成田空港にそろったのは、弊社3名+関係者5名の計8名で
の視察である。

さて、空港のファミリーレストランで一段落していた。たまた
ま見ていた日系ビジネスで船井総研が成長企業のランク7位と
いうことでその話題が盛り上がっていたがこれからの移動は長
く、退屈になるかもしれない。14時間何をするか。そんな話
題のとき、Hさんがこういった。


「僕はね。いつも海外にいくときは本をたくさんもっていって、
向こうで捨てるんだ。どうせ本なんてかさばるだけだし、たま
に気に入ったところだけページを切り取ったりするけどね。」


これを聞いて焦った。納得した。感動した。なにか見えた。そ
れは成功者共通のルール「本好き」ということだけでなく、そ
の姿勢や行動力である。この話を聞いて杤尾君とすぐさまに空
港の本屋にいった。やはり先輩の背中というのは刺激になる。


□Lesson1□  ~海外旅行での読書術~

 ①大量購入:読める可能な冊数の本をもっていく
 ②集中読破:捨てると決めることによる読破宣言
 ③一括破棄:内容は頭にいれて、現地で捨てて軽装になる


■成田→ダラス編

そして飛行時間11時間。Yさんは「坂之上の雲」。私は「
峠」と「戦略の本質」そして、Tさんは「ローマ人の物語」
を読んでいた。途中時差ボケ対応として寝たのだが、非常に有
益な時間がすごせた。愚かな感動であるが、アラスカ付近を通
っている空路図に嬉しくなっていた。

「古川、おまえ、なんでも感激する中学生みたいだな」

とYさんにいわれた。中学校のときの地理の授業を思い出した。
メルカトル図法の地図を弓のように動くのが飛行機の最短距離
であるというのを実際に初めて機内の空路地図でみた。弧を描
いたこのカーブはそれでも感覚的に遠回りしているように思う
のは私だけか笑。


さてダラスに着いた。ここで船井総研のアメリカ駐在社員、H
さんと出会う。30数年前にアメリカへ発ち、現在はアメリカ
でビジネスをしてカリフォルニアに暮らしている。弊社社長と
の縁もあり、現在は船井総研の現地スタッフ特派員として活躍。

「僕はちょっと日本語弱いんです」というが、謙虚も甚だしい。


「いやいや、環境ですよ。使うか使わぬかじゃなくてね。僕は
たまに日本にいくと、やはり、日本語おかしくなってるよ!?
っていわれますから。スポーツでも音楽でも、ちょっとやらな
かったらもう駄目でしょ?その渦中にいるかどうかですから。
またその環境にいけば、戻りますけど。それだけの話ですよ。
人って、長年かけて身につけてもそのがあってもその環境下に
いなければ、消えるんです。でも環境下にいけば戻るんだ。」

この言葉の意味を考えるに悲観的に思うこともあるが違う。自
らの環境が自己成長に大きな役割を演じるのは間違いないが、
橋本さんがいいたかったのはこのことではないだろう。今の環
境だからこそ身につく「力」というのは今の環境でなければ実
につかない。しかし、その環境下から離れればすぐに抜ける。

大切なのは、普遍的な人間のルールである。集中する。努力す
る。勉強好きになる。素直になる。毎日続ける。その姿勢こそ
が大切である。何も普遍的な人間の成長性のために英語やスポ
ーツやビジネスをしているわけではないが、その裏にある本質
を教えてくれた。それにしても日本語も英語もペラペラであり
またビジネスに対する知識も深くて大変勉強になった。Hさ
んには非常にお世話になった。感謝している。



□Lesson2□ ~自己成長と環境~
  英語も日本語もビジネスも音楽もスポーツも
   「渦中」にいるときのみが本物である。逃すな。逃げるな。
  ①今いるフィールドで得られることを大切にする
  ②今のフィールドのみ通用する「特殊」を身に着ける
  ③次のフィールドでも通用する「普遍」が自然と身につく
  ④そして、それができた人のみ次のステージで成功する



■ダラス⇒スプリングフィールド飛行中編

この感動をいま視覚で伝えられないのが非常に残念である。文
字に起こしたところで情報は1割に落ちると誰かがいった。そ
れでもこの広大で圧倒的な面積の広さに日本との違いをまざま
ざと知ったのである。これだけの広大な土地があれば、心にも
物質的にも余裕があろう。雲の上を飛んでいながら、下は見渡
す限り大平原であり、緑豊かな空間が広がっている。関東平野
がいくつ分になるだろう。直線で先が見えない道路もどこの国
へ続くのかと思う。ドロシーが目指した先の国かもしれない。

そうは思っても、その先もその先もアメリカ合衆国である。日
本の「農業」。同じ土俵で勝てるわけがないという実感もこれ
をみたら一目瞭然だった。様々な教科書やテレビの話が、この
飛行機から見える風景をみたことによる視覚的刺激に納得し、
何だか不思議と日本を想い、非常に悔しくなっていた。

□Lesson3□ ~アメリカの強さを知る~
 ①アメリカを理解する。
 ②それは広大な土地を実際に見る 
 ②日本とアメリカを同列に語れないのはこの面積にある


■BASS PRO SHOP OUT DOOR WORLD編

スプリングフィールドに着いた。大きなフォード社のチャータ
ーバスがお迎えにきていた。25人乗りのバンに8人が乗って、
すぐにバスプロショップへ移動した。バス釣り好きのSさんは
大喜びだった。「いや~着ちゃいましたね」と柔らかで暖か
い声を第一に発して釣りに興味なき仲間もワクワクとなってい
た。このブランソンはバス釣りのメッカであり、このバスプロ
ショップは釣りファンならばお馴染みのお店である。釣具、ボ
ート、衣料、お土産、アウトドアグッズ、雑貨が売られており
オリジナルブランドマークが入った商品が多数ある。ここでも
規模の優位性に私は驚かされた。

 1)300台ほどの売り物大型ボートが大駐車場に列挙
 2)店内には20mほどの巨大な木造柱が
 3)動物の剥製の展示場がある
 4)売り場面積5000坪

  さらに店作りも感激。ここまでくるとアートだと認識する。

 1)ごみひとつない清潔感
 2)枝打ちしない木を柱に利用して太い枝を露骨に出し
   商品展示として利用
 3)ディズニーランドを髣髴させる人工の水辺空間
 4)タランチュラ、毒蛇など生き物ブース
 5)夏にもかかわらずの「薪」ストーブ
 6)店内マクドナルドは湖畔の小屋を想起させる外装
 7)ハンターゲーム

釣りを知らぬ私ですら楽しんでしまう。芸が細かいのも、
店内の装飾ひとつひとつにこだわりを感じる。ブリキの屋
根の上にアライグマ、古げた木の枝にも釣具やバケツ、大
きな白熊の剥製は記念写真を目的。ディズニーランドのよ
うである。もちろん、店紹介のパンフレットには「記念写
真」が掲載。一日いても飽きない空間になっている。



□Lesson3□ 
~バスプロショップ成功の10のポイント~

 ・徹底的な釣り現場の臨場感を演出した空間構成
 ・生き物を置いて客を喜ばせるこまかな芸当
 ・清潔感を徹底的に訴求する
 ・フードショップの充実と店内雰囲気との一体化
 ・何かある、何でもある、商品アイテムの充実
 ・独自ロゴマークの一番商品のボリューム(Tシャツ、帽子)
 ・通販顧客の確保
 ・返品ポリシー、ご意見箱、保障制度の充実
 ・Customer's ideas help us grow という謙虚な姿勢
 ・店員自らがルアーフィッシングファンプロとしての接客



■SPRINGFIELD BATTLEFIELD MALL 視察

Hさんが「Abercrombie & Fitch」は今度、日本に進出して流
行るよ!とおっしゃった。今、アメリカの若者に人気のブラン
ドだという。その教えに反応して、シャツを購入した自分はい
かにミーハーか。個人的にはGAPとラルフローレンを足して2で
割らないくらいのブランドと思えた。さてそれはよいが、この
モールで感じた小さな気づきが2つ

 1)本当に引き算ができない店員
 2)募金ボックスのエンターテイメント性。

アメリカ人は引き算ができないとよく聞いていた。たとえば
6ドル24セントの商品を買うとき、10ドル札と25セン
トを出せば、4ドル札+1セントで済む。私は最初に10ド
ル出したが3ドル76セントはコインが増えるので、レジ打
ち後だったが、25セントのコインをひとつ加えた。瞬間、
この笑顔の可愛い店員が困惑顔。まったくわからない。私が
「4ドル!」といっても絶対に3ドルしか渡さない。3ドル
51セント出してくる。仕舞いには男性の店員を呼んできた
が僕の英語が通じない。「OKOK!」ともうあきらめて、
1ドル損して店を出た。そして思った。

「引き算できなくても食えるんだよ。
そして英語できないと食えないんだよ。」


そう思った。自分が愚か者だった。

もうひとつ驚きは大きなゴミ箱のような募金ボックスである。
これは円錐形をひっくり返した形になっていて、コインを投
入すると上手にその円錐の内側を1分くらいグルグル回って
から投入される。見ているだけで面白いから、つい、また、
もうひとつとコインを入れてしまう。さすがはエンターテイ
メント国家アメリカだ。

 

□HIT'S Of 60's 鑑賞

ブランソンの名物の劇場のひとつに入った。ここでのショー
の感想は割愛するが、思ったことはひとつ。生の音楽を聴く。
心が躍る。楽しい。わくわくする。元気になれる。こちらも
踊りたくなる。小さな町に収容1000人規模の劇場が多数ある。
あれもこれもいきたくなる。なぜこれが当たり前のように日
本でできないのだろうか。そもそも存在しないのはなぜだろ
うか。その謎を考えながら、ホテルでTさんとぐっすり休んだ。





【ブランソン視察~2日目~】 2005年9月23日

日本を出る勇気ありますか?
アメリカで単身で生きる勇気ありますか?
しかも音楽やショーで食うチャレンジ精神ありますか?

SHOJI TABUCHI

この人のショーは感激と感動があり、
一生に一度は見るべきだと思いました。

どう見ても62歳に見えない
田淵さんのパッション、パワーに出会えたことが大収穫です。
しかも一緒に食事もできました。

それでは、視察二日目。



朝は爽快。天気も素晴らしい。空も青い。ホテルすぐ近くの劇
場で、朝10時からプラターズを鑑賞する。黒人の歌声の美し
さにほれる。心躍る。さて実は、恥ずかしながら人生で始めて
5分も英語をしゃべった。チケット売り場で前で

「Where are you from?」

とたずねられた。おじいちゃんだ。ブランソンに日本人は珍し
いようだ。話を聞けば、この白髪のおじいちゃんはノースダコ
タから奥さんと来たそうだ。ブランソンまで距離にしたら1000
kmほどはあるだろう。これを丸一日かけて車でやってきたとい
う。話の途中奥さんと見られる方がやってきた。笑顔で、この
おじいちゃんに「This is my wife」といわれたが、それがなぜ
かうれしかった。そう、このブランソンのショーを見に来る客層
と商圏はこの老夫婦に象徴されるのである。車で丸1日から2日
かけて来ているのである。滞在は4~5日間。ショーは4~5箇
所見る。そんなアメリカの老夫婦の特徴をまとめた。



□Lesson4□
1)おシャレ
2)陽気で明るい
3)活動的
4)時間的ゆとり
5)お金がある
          +なぜかみんな「おデブちゃん笑」
               +高い再婚率?!


そう、この違いがブランソンという町を日本に生み出していない
差なのかもしれない。日本人の老夫婦にこれだけのお洒落な人は
いるだろうか。これだけ陽気な人がいるだろうか。これだけ時間
をゆっくり楽しんで使っているだろうか。お金を自分の笑顔と健
康のために使っているだろうか。確かに文化性という一言で片付
けたくはないが、ひとまずこの事実は非常に大きい。

例えば、こちらのショーでは老夫婦のお客様が立ち上がってダン
スをするのである。日本ではギックリ腰になってしまうのではと
思うほどの腰使いだ。ショーに対しても、すれていない素直な笑
い声が何度も聞こえる。本当に笑顔が絶えない。劇場の占有率は
5~6割。そのうち9割はリタイヤーの老夫婦。中には杖をつき
ながらも、立って踊る。信じられない。確かにこれから、日本も
リタイヤ人口が増える。お金を持った団塊世代がこれから何に興
じるか。この世界への投資は、お年寄りの笑顔への投資であるべ
きである。老人ホームを立てる発想しかなければ寂しい。これか
らは団塊世代向けのレジャーがビジネスを制する。そう考える短
絡的ビジネスマンの寂しさを感じとったのだ。



□Lesson5□
商売っ気と茶目っ気

アメリカといえばビジネス、ビジネスといえば金にする嫌らしさ
が必要である。商売っ気である。金をどう得るかしか考えない。
私はアメリカに対してこの偏見がぬぐえなかった。しかしこのブ
ランソンに限ってこの偏見を取り除かなければならなかった。様
々なところで垣間見られる茶目っ気が結果として商売っ気となっ
ているに過ぎないのだと。とくにこのショービジネスの世界を見
ると、笑顔の先にビジネスがあるのであって、ビジネスの先に笑
顔があるのではないのだ。我々視察団は「ほんと抜け目ないよね」
とただ感心するばかりであった。そして、老夫婦たちの楽しそう
な笑顔をみれば明らかである。

ひとつ具体例を挙げたい。ショーの前半部が終わるときがその顕
著な現れである。例えばこのショーでのコツは以下がある。

1)大画面で観客が写す
2)参画型のイベントにしている
3)すぐさまDVDとして講演後販売する
4)DVDやCDなどの購入者には出演スターが必ずサインする
5)入り口まで出てきてくれたりする

「さ~て、みなさん、先ほどのショーのDVDがここですぐできます
!買っていただいたら、なんと○○が直接サインをしますよ~。」

自分が写っていたら買うだろうに。また、直接サインをしてくれる
ならと思う。ショーチケットだけでは粗利が低いため、いかにお土
産品を買わせるかが利益率アップのキーを握る。ちなみに今回は歌
手がこちらから話しかけに来てくれた。日本から来たといったら、
笑顔で「俺を日本につれてって!」と笑顔で返してくれた。とにか
く笑わせて、心境を緩ませて、財布も緩ませる仕組みがうまいのだ
が、一点。お客様を喜ばせることを忠実に行っているのである。こ
の親近感は、日本人タレントにない暖かさである。


■日本を単身で出てアメリカで成功したミュージシャン


桃山学院大学経済学部卒。

SHOJI TABUCHI

日本を旅立った勇気。アメリカでの下積み生活。すばらしいバイオ
リンテクニック。2千人収容の大きなホール。1億円かけた豪華な
レストルーム。ショーの構成力、いや、そもそもの彼の人間性、す
べてが吸い込まれてしまった。14時間かけてここまで来てよかっ
た。NYでもなくLAでもなくブランソン。どう見ても62歳に見えな
い田淵さん。ショーの前にアポイントをとっていたので色々な話を
聞けた。もう日本語を忘れかけている。

「ぼっぼくはね・・・もうずいぶん、日本語使ってないから、日本
語よりも、英語でおねがいします」と片言の日本語で挨拶をされた。
もう彼のマインドに日本はないのかと。いや全然そんなことはない。
ショーの最初は「太鼓」の演奏であり、獅子舞が出てきたり、日本
文化をショーに取り込んでいる。よほど我々の方がその日本文化を
表現していないのではないかと思える。とにかく、日本人がきたこ
とが嬉しかったのだろう。やはり恋しい部分もあるのだろうか。


母親のすすめで、7歳からすずきメソッドでクラシックの基本を学
んだという。大学時代にカントリーミュージックに夢中になった。
全国バンド大会で優勝したこともあるそうだ。そして、大学卒業し
てからバイオリンと600ドルだけもってアメリカへ渡ったSHOJIさん。
それは1967年のことであり、今はもう62歳である。カンザスシテ
ィ、ナッシュビル、ルイジアナと転々とし、皿洗いやウエイター、
洗車の仕事をしながらSHOJIさんの音楽は世界を広げていった。


1981年にブランソンにきて、劇場をもった。大好きな趣味の釣りと
ショーとの毎日に明け暮れる。しかし、年に2ヶ月はしっかり休む。
妻ドロシーの支援と娘のクリスティーナの共演、家族愛になぜか、
ぐっとくる。アメリカンドリームを実現化した。1989年には、座席
数2000人の個人劇場をオープン。観客動員数は全米で3位らしく、
むろんブランソンでは圧倒的一位であり、「ショージタブチ」のチ
ケットあります!?というチケット屋さんがあるほどの人気なので
ある。なんといっても優しい人柄にほれてしまう。


「夕飯もごいっしょにどうですか?」ブランソン周辺で知らぬもの
はいない有名人。大スターと夜の食事の約束もして、ショーに入っ
た。ショーの素晴らしさは私が文字で表現すればするほど陳腐なも
のになるので割愛したい。ただ、SHOJIさんから学んだことは3つ。


□Lesson6□

「SHOJIさん、お若いですね!!」
「いえいえ、好きなことやってるからですよ。ははは。」


「そうとうな成功ですが、お金はたくさんでしょう!?」
「私はある程度で十分生活できれば私の手元にはいりません。
 それ以外の利益は、全部劇場やショーに投資してるんです。」


「成功の秘訣はなんですかね?」
「常に、新しいことを取り入れて、お客さんを喜ばせること 
   それだけに、集中していることです」


納得の2時間のショーだった。ビデオも購入してサインもしても
らった。これはまず自分の家族に見せたい。音楽をショーにする。
多数の日本人の名もなき音楽家の活路がちょこっと垣間見られた
かもしれない。



■ダム湖
なぜここまで美しいのか。なぜここまで日本の人口ダムと違うの
だろうか。景観も美しいくて近づきやすい。水もきれいだ。面積
の広さもあるだろうが、美しい手入れの入ったダムは日本には全
くといって見受けられない。ブルーギルが湖畔を泳いでいた。
視察中、小さなボードにのって釣りをしている人は夕焼けを浴び
て絵になっていた。「有意義」で「ゆったり」と楽しんでいる。    

□Lesson7□
・ダムを勉強するならブランソンのダム
・ダムは暗くない
・「美しい景観」と「湖への入りやすさ」と「釣りのしやすさ」
 が観光客に人気の理由


■Andy Williams & Petula Clark
  アンディーは77歳
    ぺトラは72歳
     70代と思えぬ歌唱力に感激した。
        森光子があの声は出せまい。 
   ちなみにアンディーは非常にメジャーな歌手らしい。
     

□Lesson8□
かつてのスターも流行とは別にして
70代になっても熱唱できるパワーがある
それが多くのアメリカン老夫婦に夢と希望と笑顔を与えている。




【ブランソン視察~3日目~】2005年9月24日
 


ブランソン3日目は
商工会議所、デベロッパーのプレゼンを聞きました。
人口約5000人の町が
これからどうなっていくかそんな話ができました。

町づくり、町おこし、住民、開発、
不動産、観光、ダム、色々と学べたツアーでした。

それでは
ブランソン視察最終日の日報です。



■Yakov Smirnoff鑑賞
ヤコヴのショーは笑いと涙が満載だった。タブチを意識してい
ることから、彼もロシアという国外から単身でアメリカにわた
って、今のポジションを築いた努力家野心家である。が、その
裏にある通ってきた道はすべて優しいアメリカ人へ、そしてア
メリカという国家のもつ自由と権利が下地にあるといい、それ
を一貫して感謝している。このショーの開始はアメリカ国歌の
斉唱であるし、シメも第二の国家といわれる歌であった。

ロシアでの苦渋の生活を笑いにとり、そこから開放された自分
を笑いと感激の「劇」として投影し、アメリカそのものに感謝
をする。ほぼ一文無しだった若いころ、アパートの管理人が彼
の賃貸料を出し続けてくれた。それはかつてその管理人も昔に
お世話になったことがある人がいて、その人への恩返しをあな
た(ヤコフ)にしているといってくれた。だからこそ、今も、
みなさんに恩返しをしたいというのがこのショーの主張だった。

しかし、ほとんどがEXPLOSIVE LAUGHTER(爆笑的な笑い)ばか
りである。老夫婦は30秒に一回は腹を抱えて笑う。ヤコブ自
らアメリカのプレシデントを演じて、観客に任意に質問を受け
て答えるシーンがあった。そのすべての答えがウィットに富ん
だ即興ものであり、魅力的だった。

残念なことに、ほとんど英語がわからなかった。非常に悔しい
が英語がわからない。ほとんどわからないのである。音楽はど
んなにわかろうとしなくても「快音」であるが、言語はやはり
どんなにわかろうとしても「雑音」なのである。僕が聞き取れ
て笑えたのはおそらくアメリカ人が笑った回数の50分の1く
らいだった。次にブランソンにいくときはもっと笑ってみたい。

ちなみにここも販売戦術に様々な工夫がみられ、Tシャツ販売も
茶目っ気がたっぷりだった。


□Lessonn9□
英語は雑音
音楽は快音 ・・・涙     
 


■MALL90 Factory Merchants Branson 視察

 真っ赤な屋根で統一されたアウトレットモール。COACHや
Samsoniteなど有名ブランドもあるが御殿場のアウトレットと
比較すると高級感はやや低い。清水さんはSamsoniteのトラン
クを即買い。お店の中庭はきれいな芝生であり、町としての造
られた美しさがある。時間がなくさっと次の場所へ移動。




■ブランソン商工会議所、デベロッパーのプレゼン&質疑応答

商工会議所のVISITOR CENTERを訪問した。現在進行中のリゾー
ト大再開発(40ha、総投資額4億ドル!)のプロジェクトをプレ
ゼンしてくれた。社長よりプレゼンテーション。「Branson 
Landin」というオリジナルのフリーペーパーも発行している。

この開発についてだが、現在のブランソンの別荘ターゲットは
①ややお年寄り②やや裕福層であったが、今回は①35~55
歳のやや若い世代②より裕福層をターゲットにしたという。よ
って、高級ホテルを2件誘致、45000㎡のモールSCを開発すると
いう構想である。5000人収容のホールをもつコンベンションセ
ンターもつくるとのことであった。85億円を投資して建設され
た分譲マンションも1年で完売。9割がセカンドハウスで約6
割がカリフォルニアからの購入だ。

社長はこういった「アメリカは2億7千万の人口がいてそのう
ち200万人(約1割)が90%の資産を持っている。そしてその
うちの70%が75歳以上であり、その世代の子どもにお金が回れ
ば、こういったマンションもすぐ売れる」という。ラスベガス
よりも価格が8割~9割ほどであるため人気があると説明した。

「やはりショーがあるからですか?」

視察団はそう質問しても、開発者はどうもブランソンの特色を
生かした発言が出てこない。よく聞くと劇場は利益率が低いか
ら、不動産が楽という。確かにそうだろうが。私は、このバブ
ル発想にがっかりだった。力不相応の新規大規模開発のように
も思えた。日本を見よう。まず、土地がないから地権者や地元
住民の反対が多い。それはないからまぁよい。ただ、苗場など
をみればわかるが、別荘ブーム、投資ブームとしてリゾート分
譲マンションがはやる。10年はいい。20年はいいとしても、そ
の先は不明瞭なのである。いま苗場もガラガラである。これを
思えば、一瞬の風速ビジネスと揶揄しても無理がないだろう。
地元住民は?本当にショーを愛する人たちは?なぜかこういっ
た不動産関係の人を素直に受け入れられない自分がいるのは否
めなかった。

ただし、地元の観光会社の方は歴代続けてきた仕事であり、今
回の開発に非常に期待しているように思う。人口も確かに、増
加しており、商工会議所のデータでは6000人という話もあった。
「小さなダム湖」⇒「釣りのメッカ」⇒「カントリーミュージ
ックの劇場」⇒「劇場のメッカ」それぞれに成長過程に、メデ
ィア戦略などがあったのは事実だ。このBRANSON LANDINGとい
う新たなロゴマーク、DVD、イメージ戦略、それは確かによかっ
た。10年後のブランソンも永続して美しい町であることだけ
は祈り続けたい。

□LESSON10□
 町は、力相応に成長していくべきである
 不動産投資という視点は短絡的になるとどうも邪道である



■SILVER DOLLARCITY 見学  (年間270万人集客)

そもそもこのテーマパークが出来たことがBRANSONへの観光客誘
のスタートになったらしい。ここは銀の発掘があったところで、
巨大な鍾乳洞がある。そこでの観光客を膨らませて、中部開拓時
代の1800年代を想定したテーマパークが造られた。民芸品や
木工品、ジャムなどが実演販売されている。乗り物もある。

入場してみると、これまた非常に笑いと笑顔が多い。広さはTDL
くらいあるだろう。日本のと施設と何が違うのだろう。同じよう
な施設は日本の地方都市にもあるが人は少ない。方やこちらは
多い。魅せ方が違うだけなのか。確かにそれもある。ただし、単
独のパーツとして考えれば、ディズニーランドに引けをとらない
空間作り、売り場作り、各種演出がある。例えば「樽職人」や「
ジャム職人」などが現場でつくるが、なぜか引き込まれてしまう
魅力がある。流れる音楽も楽しい。多少の歪曲もあるだろう。

しかし、おなじ鍾乳洞でも、おなじ金山、銀山でも日本の場合は
歴史的な暗さがあるためか、非常に見せ方も暗いのだ。それは、
「ゴールドハンター」と「砂金取り」の違いなのかもしれない。
お代官様に金を献上するための過酷労働なのか、それとも自ら
発掘したらそれだけ金持ちになれるゴールドハントなのかであ
る。しかし、その過去よりも、町づくり、人を呼び込むことを
考慮したら、施設作りも変わるだろう。

よく日本はTDL独り勝ちという。東京一極集中という。アメリカ
のブランソンを見ると、田舎でも魅力的な場所が多い。魅せよう
とする、売ろうとする、その前提にある「明るさ」と「楽しさ」
と「清潔感」これだけは忘れてはならない地域の施設の必要条件
であろう。

□LESSON11□
地方のテーマパークの成功5つ
「明るさ」「楽しさ」「清潔さ」
      そして「オリジナリティ」と「変化」





さて、最後に。
しられざるアメリカの町、ブランソン。
日本の「地域再生」「まちおこし」を考える上でまったくモノ
マネはすることはできないが、そこに忘れてはならぬ、幸せ。
楽しさ。笑顔。そんな大切なことを一番教わったのかもしれない。






編集 / 2005.09.24 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【Bダッシュ知らないで走り続けるマリオ】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
 

昨年の夏前の日報にも少々書いたかもしれぬ。時間短縮ができ
るスキルを知らずに、ずっと時間のかかる作業を続行している
ことがある。ワード、エクセルなどのパソコン処理がもっとも
わかりやすい。一生懸命作業Aをやっていたら、横から「それ
は作業Bとしてやればすぐ終わるよ?」ということがある。
「え、それでできちゃうの!?」と驚く。きわめて思う。無知
は恐ろしい。

まず、最短時間でできる方法はないかを探す。その方法は、弊
社であれば「まず人に聞く」ということだ。何かもっと簡単な
方法があるだろうと思う場合は、一歩積極的に他人にたずねて
みる。Bダッシュ知らないで走るマリオ。そんな場面によく出
くわす。自分は、その手法で走ってよいのか?今一度、まず周
りの人に訪ねてみればいい。

知恵>体力である。知恵を集めて効率化して走る。あぁ朝が来
る。今日は名簿収集についてBダッシュを知らないで走り続け
る寸前であった。深夜、色々やってくれたM君に感謝である。
ちなみに私は小学校2年生のころテレビゲームに疎かった。実
際にゲームキャラクターのマリオちゃんが相当速く走れるBボ
タンを押しながら走るというBダッシュを知らず、マリオを走
らせ、最初のクリボーで何度も死んだのを思い出した。

編集 / 2005.09.19 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【複合的交流】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)

 
今日は「ふるさと回帰フェア」と「国産材利用シンポジウム」
の両方があった。前者は大手町の全農JAビルで。後者は四谷
の婦人会館で。どちらも同じ時間帯。


■「orの選択」より「andの快感」
               ~出会いは自分から~

移動しまくった。狙いは人脈を広げること。これだけである。
ほぼ終了に差し迫った時間帯にシンポジウムは参加。そこは
僕の尊敬する「オークビレッジ創始者の稲本正」さんが講演
している。間に合った。その安堵感とともに、せっかくきた
のだからなんとか名刺交換しようと動いた。講演者全員に「
今日の話が聞けてよかった!」と大喜びと感動を伝えて名刺
交換をしていった。ここでもまた驚くべき展開があった。ず
うずうしくも稲本さんとのアポイントも取ってみた。「前回、
木工セミナーにいったんです!」そこから近寄ってみた。

これぞ人生発言権獲得ゲームである。

その後、数分、稲本さんと話した内容は別にするが、ま
た更なる展開が広がりそうだ。このシンポジウムで「大学教
授」「某大手企業のCSR担当者」「全国森林組合連合会」
などなどと名詞交換する。そのポイントは、日報5月6日(名
もなき人がカリスマに会う)にあるから割愛。ただその日報
と今日の大きな違いは、なんとか日本の山村をよくしたい。
僕はこれだけノウハウがある。だけど足りない。だから、一
緒にやっていきませんか。そして色々教えて欲しい。そうい
えるようになっていた。この種のルール化はまたまとめたい。


■市町村ブースでの差別化 ~それは人~

さて、ふるさと回帰フェアでは全国の市町村が「Iターン誘
致」「観光案内」を行う。各種、農産物の提供イベントは別
にして、ブースは役場役所の「力」差がでる。ほとんどが名
もなき市町村である。東京の人にとってみれば、どこでも一
緒である。ポスターのよしあしもあろう。でも、結局、この
市町村にいってみたい、すんでみたい、と思うのは窓口の顔
である。川上村の手伝いは、今年地域づくりインターン派遣
された学生も手伝った。ブースに早稲田の学生がいる。そし
て川上村よさを宣伝する。いい交流だ。窓口としてもいい役
割を演じていた。川上村役場職員のNさんとほかのブースを
覗いた。ひときわ、際立っていたのが、福島県川俣町である。

Nさんがこういった。

「やっぱり、あれだよね、どんなにポスターがよくてもあっ
ちのあのメガネのおとなしいおじさんだったら、ブース前に
座ろうって思わないもんね。川俣の場合、この人なら話し聞
きたいっていうオーラあるもんね。」

市町村がこうやって視察して勉強しているかどうか。ずっと
座って自分のブースにいる市町村。そうではない市町村。独
自の工夫を凝らす市町村。山梨市はブースにおいしそうな「
あけび」「ぶどう」を木で作った籠におく。合併が3日後に
控える中川根町は独自のハッピを着ている。輪島市のポスタ
ーは手作り伝統工芸をやる「おばあちゃんの足の裏」ポスタ
ー、視覚に訴えている。市町村の気合の入れ方はこういった
ブースを見れば一目瞭然だ。


■複合的交流

東京の学生が地域づくりインターン事業でいろいろな地域に
派遣され、また行政もまたインターン事業によって横のつな
がりが起こる。インターンのOBと縦もつながる。そして、
学生とほかの市町村の行政マンと「斜め」につながる。夜は
渋谷の道玄坂にある「備長八」にて川俣シャモの焼き鳥屋で
語り合う。川俣町、川上村がお互いに自分たちの村自慢、町
自慢をする。学生というフィルターを通してもっと自分たち
の村町自慢を増やさねばと役場は思う。学生もまた、自分の
社会的役割をどこに見出そうかと真剣になる。熱い夜だった。
こういった複合的交流から「想い」が湧き出る。


「想い」がすべてだ。企画は後からついてくる!
編集 / 2005.09.18 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【工業化住宅の世界に本物の林業が伝わる、その瞬間】
カテゴリ: 森林・林業・製材・材木・住宅



「古川さん、そうなんです。うちは集成材で、なんちゃって木
造なんです」素直にそう心を打ち明けて話してくれた大手ハウ
スメーカーのKさん。そして、材木提供側の理事長はこうだ。


「最初は、おおげさにういと、こちら吉野の木をあんたら使っ
てみろや!!って強気で思ってました。だけど違いました。今
日あなた(大手ハウスメーカー商品企画担当Kさん)と会って、
あなたの人柄も知って、是非使っていただければ使っていただ
きたいと思うようになりました。ただ利益だけでなく、こちら
の想いを汲み取ってくれればそれでいい。ほんと是非、御社と
一緒にこの木を世の中に出していきたい。わざわざこんな田舎
に来てくれてありがとう。」


そう、Kさんにストレートな気持ちを伝えた組合の理事長。

つないだ私も救われた。今日は、そのKさんに、吉野林業、木
材世界、山の話を伝え、現場を見せて理事長と私で村内を色々
案内した。上は、その後の理事長のお言葉である。その心の深
さと謙虚な気持ちの伝え方に私は感激した。


 1)若いあなたが、こんな田舎に来てくれてありがとう
 2)是非少しでも想いを感じ取ってくれればありがたい
 3)すぐじゃなくてもいい、よかったらお願いしたい
 4)お互いのいいところを融合しよう
 5)前向きな夢として進めて行こう


人の心を掴む。それは、技術的スキルもあろうが、心底この人
となら一緒に楽しいことができるに違いない。大手ハウスメー
カーのKさんも、自社の行く末に素直な疑問や危機感をもって
それを伝えてくれた。本音しかいわなかった。それを見抜く力
がお互いにあるのかも知れない。人はいつも新たな人と出会う
とき必ず一定の「線」を引く。それが誰しも当たり前の反応で
ある。拒否反応である。「きらいやねん」という。「オレ様」
を互いに誇示する。その線をいつ取っ払えるかどうかが、素直
になれることであるし、受け入れることであるし、謙虚になれ
ることであろう。

結構強気でいくのかと思ったのだ。「こっちの林業のよさをわ
からんやつに、誰が、この木を売るか!」という極端言えば、
そういう心持がないわけではないだろう。「何が今まで工業化
住宅を作ってきて、突然、こっちに目を向けて」と。まったく
そんなことはないのである。お互いに自らの欠点をも話しなが
ら、本音をすえた話だけが和やかに進む。途中である。


「おぉ!まさにそれ!」

という歓喜ある雄叫びもあった。共感できることは私を含め、
3者にともにあっただろう。人の長所を受け入れる。大手ハウ
スメーカーの長所と吉野林業の長所。この長所と長所の融合に
より新しい価値を生もうとさせている理事長とKさんと私。こ
の物語は今日から始まった。形にならなくてもいい。そのくら
い私はこの二者(組合と某大手ハウスメーカー)との出会い
に素直に感激している。帰りはKさんと電車の中で語った。「
ありがとうございます」といわれたが、私は何もしていない。
ただ、引き合わせただけである。帰社後すぐにメールがきた。


古川さん・・・・

今日はお忙しい中、ありがとうございました。
こちらこそ、とても有意義な時間でした。
1つ1つ確実に進めて、必ず、結果として
何か残していけるようにしたい、
しなければ!という気持ちです。

お忙しい中、ご案内いただいた、理事、専務にも、お礼をお伝え下さい。
吉野の良さ、日本の良さ、秘めている可能性、
大いに感じることが出来ました。

古川さん、私なりに力と知恵を出しますので、
こちらこそ、宜しくお願い致します。

                   Kより
編集 / 2005.09.14 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【夭折】
カテゴリ: ポエム(詩)


小学3年生のとき同じクラスだった女の子
小学校6年生のとき同じクラスだった子
中学校のとき同じクラスだった人
高校のとき同じクラスだった人
大学のとき同じクラスだった人、
大学サッカー部で一緒にサッカーをした先輩

そして今回は、
仲良くしていたあいつ。

サッカー部の後輩で、何度も一緒に試合に出た。
闘争心むき出しのプレースタイルが頭に焼き付いている。
そうだ、江ノ島にドライブをした。そんなことも思い出す。


「古川さん、Kが死んだって」

突然のKの親友から電話。

その言葉に真実味はなく、
現実味もないままに、告別式にいった。

葬儀場に大きく飾られた彼の顔写真を見ても全然涙が出ない。
同期の仲間も「ばかやろう」と叫ぶ。
心筋梗塞という突然の死。

葬儀屋が「最後になりますので」と淡々というと、
「ホントにもう最後なんですか!」と崩れるお母さと
「ごめんね」というお父さま。

その姿に兄が
「親父がしっかりしないでどうする」と叫んでいた。

その時、初めてボクはその意味に気付いた。
親より先に死ぬことがどんなに家族を悲しませるのか。

帰りしな、仲良くしている後輩でKの
同期のあいつからメールがきた。

「心身痛みつけて、体を壊して、忙しく生きて何になるのか。
もっと今まで出会った人を大切にしようと思った。
連絡とろうと思った。
古川さんも自分を大切にしてがんばりすぎないでくださいね。」と。

家族や友人を裏切ることは絶対にしたくない。

生かされている人は
生かされていかなければならない。

編集 / 2005.09.11 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【ぷちテレビ日誌】
カテゴリ: 本・映画・ニュース・メディア


今日の日報は農業土木学会の農村計画研究会について書こうと
思ったが、明日の現地研修会もあるし、明日に書こう。今日は、
テレビの「情報断食」を断行している古川が、ホテルにて久し
ぶりにちょっと見たテレビからの学びをショートストーリーで。


《栗駒深層水》
◆「地域」+「商品」+「大手メーカー」のコラボ

叶姉妹のミカさんが、きらびやかな豊満バディを見せ付けなが
ら、最後にこういう「やっぱりおいしい水は「DHC」だね♪」
ブランド力になったDHCの威力を感じる。しかし、商品名に地
名がある。地域の名前+商品の構図として、栗駒+深層水は面
白い。ただ、単品で出ることは資金的にも難しく、商品のもつ
理念的共鳴をDHCに託した。素晴らしいコラボレーションであ
るが、ミカさんは、やっぱりおいしい水は「栗駒」だねとは言
わない。そこが、やや皮肉である。夕張メロンも、流通業が儲
かっただけといわれる。現場にお金がどれだけ落ちている構図
になっているかビジネス力学に興味がある。ちなみに、栗駒は
どこかご存知?地域性なきテレビCMはやはりコラボといえども
寂しい。


《吹奏楽の旅 千葉柏市立柏高校 ブラスバンド部》
◆基礎連、選抜テスト、緊張感、それでこその感動の組織

所ジョージが出ていた。日本全国ダーツのたびにしろ、こうい
った企画は大好きだ。高校ブラスバンド部の全国大会出場枠を
決める。部員113名から50名へ選抜テストをするシーン。
徹底的な基礎練習を強いる顧問の先生と、基礎練が嫌いなイケ
メン少年と真面目な女の子と対比して、高校生の成長を追う。

厳しい基礎練習、メンバー選抜、実力主義、でも仲間・・・。
会社社会でなかなかなくなったと思い、この世界を過去の青春
と思わず、自分たちの未来として、逆に、想いを馳せて、自分
の仕事もイメージしたいと思えた。基礎連、そして、緊張感。

「サッカー(仕事)を楽しむには、最低限のスキルがいる」
大学時代のサッカー部先輩がそう言った。




《日本代表vsホンジュラス》
中田英寿が「ゲームメイク」をして、
中村俊輔が「チャンスメイク」をする

*企業も
「ゲームメイク」「チャンスメイク」「ゴールゲッター」

コメンテーターの中西さんいいコトいう!と思えた。これに、
私がやや情報加工をしてみよう。最後のゴールも考慮して、企
業や会社で考える。企業でもこの構図が似ているところがある。
社長や役員、そして、宣伝広告塔がいて企業のゲームメイクを
する。そして、実行部隊のトップがチャンスメイクをする。最
終的に利益をひとつひとつあげるゴールゲッターとは、現場の
実働社員となるだろう。さすれば、最終的な勝利という利益は
みんなで獲得したという意識が生まれる。

編集 / 2005.09.07 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【やりたいことが見つからない人へのメッセージ】
カテゴリ: マネジメント/自己成長


中学校にいったら何かあるだろうと思っている小学生。中学生
になったら何もなくて、高校生になったら何かあるだろうと思
っていたが何もないということに気付いた。だから、大学生に
なったら何かあるだろうと思っていたがこれもまたなかった。
今度こそ。社会人になったらそこには何かあるだろうとおもっ
たが、やっぱり何もなかった。やりたいことってなんだろう。
そんな人たちへボクの小さな経験からメッセージを伝えるとす
るのならば、以下の3つかなと思い、それを伊豆で話した。


1)人生仮説モード

2)「好き」を追求して「憤り」に出会う自己経験

3)収集から破棄へ 決める勇気
  


人生仮説モードというのは小山社長、小森さんから教えてもら
った考え方であるが、私の小学校の6年生の卒業文集で書いた
「夢」にも似たようなことがかいてあったのを思い出した。

『ボクは、小さいときからいままでいつも「夢」が変わる。だ
から、いまここで何になりたいとかいっても、どうせまた変わ
ると思う。だから、20歳ぐらいになったら考えることにして、
好きなことだけやろうと思う」

イチローがプロ野球選手になりたいと書いている年齢でこれで
ある。小学生から大学院までずっとモラトリアムである。ただ、
やはり20歳を超えれば、やはりある程度、目標設定は必要であ
る。だから、例えば、数年後、あるいは1年後というところで
「なりたい自分」という目標を定めて走る。そして、その目標
に向かっていたら「案外面白い違うコト」に出会って、針路変
更をする。それでよい。なぜなら、針路変更はそのもともとの
目標設定があったからこそ出会った「偶然のコト」によって成
り立つからだ。ゆえに、そこでまた新たに目標を設定し、仮説
を立てて走る。その繰り返しをしていて、「これだ!」と思う
ひとつに出会えればいい。

それが「好きなことを」を追求して出会う「憤り(コンプレッ
クスや危機感)」がマッチすれば、必然的にやりたいことが、
ハートの奥から決まってしまう。例えば、英語が大好きで海外
留学をした同期のNさんは「日本を紹介して」といわれ、英語
で話したところ、ドイツ人に「日本のことなんも知らないんだ
ねっ!」とバカにされた。英語がしゃべれればいいとただ思っ
ていたが、甘かった。深く考えていない自分を初めて知ったと
いい、深堀をして自分づくりを仮説として完成させていった。

だから佐藤芳直さんのいう

1)人と出会う
2)本を読む
3)旅をする

ということでしか、このような自分だけの体験経験ができない。


そうはいっても、やりたいことが多すぎて見つからない場合は
あろう。やはり、結婚と似ているが、決める勇気、決定する勇
気を持たなければならない。大学の研究室時代。何でもできる
という自由な環境ゆえにすべて中途半端だったという反省があ
る。ようするに「絞る勇気」「決める勇気」がなかった。期限
を決めてそれを断行しなければ、だめなのだろう。



編集 / 2005.09.04 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【やりたくない仕事をやっているひとへのメッセージ】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
「古川ちょっときて」と某リーダーに呼ばれ、リーダー部屋に
呼ばれた深夜24時20分。なぜ最近の若者は「訓練鍛錬練習を嫌
がるのか、頑張るをしらないのか、限界を自分でひいてしまう
のか」ということをたずねられ自分の考えや経験を述べた。そ
こで「古川の去年の経験や過去のいろんな経験をもとに一年目
に色々と話していってくれないか」と頼まれた。非常に光栄に
思い、グループディスカッションで同じチームになった一年目
に語り伝えた。それを自信を持っていえる背景として、自分自
身は、ピアノもサッカーも厳しく練習した期間、訓練鍛錬した
時間が多かったため、社会人であっても、当然のことと思って
いるというのがある。


「いや、べつに、雑務とかヤナ仕事とかやることを問題に思っ
ている訳ではないんです。」

と新人のT君やK君らがいった。いやいやそうはいっても、上
の人たちは、一年目を甘いと思っている部分はあるだろう。


1)やりたくない業界の仕事
2)やりたくない単純な作業

をやる必然性重要性は経験者ならばみなそれを心得ている。大
学体育会でも、農水省でも雑務といったものは一年目がやるの
は当然であるし、自分のキャパシティーを自分で決めてしまっ
ては成長しないということは当然体得しているものだろう。某
リーダーらの「伝票整理丸3日」「布団屋調査の苦行」「上司
へ読んだ本の要約FAX送信」「釣具全品調査の苦労」「コピ
ー機との格闘する一週間」などなどがあるわけだ。


私の場合は

1)大量のプロジェクト(報告書作成業務)
2)セミナー事務局、運営
3)チーム内事務的業務
          に加えて
A)竜馬がゆく(全8巻)を読む
B)日刊不動産経済を毎日要約せよ
C)アタマの中「新聞記事のコメント」→発送作業
D)日報作成


ということをやった。やり続けた。非常に辛いが、絶対に成長
すると信じていた。先輩が「まだ古川は大丈夫」と思える量を
与え続けてくれたんだと思う。なんでもかんでもウェルカムで
ある。マンションという業界が思想的に好きでなかったが、や
った。価値観を広げることができた。ようするに、人生は発言
権獲得ゲームだから、なんとか先輩と対等に話ができるように
なれるまで、食いつこうと思った。おかげ様で、社会人として
の基礎的能力を付けさせていただいた。正直苦しかったが、そ
れがなければ今の自分はない。一生感謝。


ある一年目がいった。

「なんか、必要必然とか、プラス発想とかいわれて、苦しくて
もなんとかやってますけど、なんか騙されている感があるんで
す。」

ボクに打ち明けてくれたことがある。その答えをスパっと答え
る。「騙されません」と言い切りたい。「練習訓練鍛錬なき人
で成功した人などいない」といいたい。

特に、A)B)C)という社会人として「国語力」「コメント
力」「要約力」「キャッチコピー草案力」「インプット力、ア
ウトプット力」「情報加工力」をつけるには必須必要の訓練で
あった。日々、パソコンの打ち込みの速さがあがるのが実感で
きるし、要約力があがっていくのも実感できるし、途中からは、
快感へと変わっていた。手段的行為から自己充足行為へと変革
していくのである。

1)2)3)という社内の業務的な世界も、すべてが意味があ
り、今後の業務と関連が出てくるときが必ず来る。その瞬間に
出会ったとき、「あぁ、イヤだったけどアレやっててよかった
!」というときほど快感的なものはない。そういった積み重ね
があるから自分の中に「スキル」が宿るわけである。


上司に紹介していただき、
イチローの262でもっとも好きな言葉を最後に書く。


「ミスショットの原因は、気持ちの中にあると思っていました。
      だけど間違っていました。技術の問題でした。」




(注)
自己充足的行為・・・それ自体楽しい行為
手段的行為・・・・・自己充足的行為をするための手段的な行為
(例) 自己充足的行為「散歩」   「小説をまったり読む」
      手段的行為「駅まで歩く」「受験参考書を読む」
編集 / 2005.09.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【文化的共鳴を背景に夢と具体化を語る】
カテゴリ: 理念と利益


なんのために利益を上げるのか。利益の使い道を明らかにして
いる会社が永続起業の条件であるという。そして、その使い道
とは文化的活動というのがひとつのキーとなる。アメリカでは
税引前利益の10%までを文化的事業に使うと、その分税金が
免除される。日本の会社にそのしくみはない。日本の企業の利
益目的はまだまだ不明確なところが多い。


どこの会社にいても仕事に対する姿勢、仕事から学ぶことはほ
ぼ一緒であろう。具体的に言えば、利益を上げること、売上げを
あげて、コストを下げること。その二つしかない。しかし、その時
間、空間、仲間を共にする会社というモノに対して、「共通の理
念」「文化的共鳴」がなければ、おそらくその組織というコトとは、
一過性のものであり、結果、利益も伴わなくなってくる。


「利益」か「理念」か  

「利益」と「理念」と 

 
そのバランスの難しさはサッカー部時代に体験した。勝利とい
う結果を追求すること、学生主体という理念を追求すること。
勝利のみを追及した場合に後に何も残らないことを体験してい
る。一部に昇格したという結果は残っても、俺たちがサッカー
をしてるんだという自負、共感はなにか少ないように思えた。

あのときの後悔は今に生きるのか。会社にいても、やはり、夢
を語り合える関係性、すなわち、具体的にいえば、文化的共鳴
を感じられる仲間と出会えるかどうかが大きい。矮小化してし
まう自分に問いかけて、それを語れる上司や後輩がいるかどう
かである。

「お~い、今日、大阪事務所にいる?梅田でご飯食べようぜ」


そこから二人の先輩と共にした金曜の夜。やはり「語れる仲間」
すなわち「夢」と「その具現化」について、徹底的に語り、そ
の背景にある「文化的共鳴」が大切だ。それこそが、人生とい
う船を順風満帆な旅とさせる。


ぶつかって、たたかって、かたって、つよくなる。自分に。
最後に思う、そうはいっても、戦うのは自分である。だから
利益を上げたくなる。「利益」と「理念」とに。

編集 / 2005.09.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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