【怖い大きい熱い監督】
カテゴリ: マネジメント/自己成長
~暁星高校 サッカー部監督~

今日は、
大学サッカー部同期(主将)の結婚式。アーフェリーク白金。

そこは、奥菜恵がIT関連会社の社長と式を挙げた場所だそう
だが、確かに高級感一色。入り口は豪邸の門。白い壁。華や
かな庭。プール。プラチナ通りに面したこのゴージャスでお
とぎ話に出てくるような式場。そこでの披露宴は、その外観
とは似合わぬ、彼の高校時代のサッカー部仲間の空気に染ま
った。「情熱男塾」といった感じだろう。

電通社員の友人が作成したビデオレターは、上映中、笑いの
耐えることがなかった。明るく、楽しく、けなしあう。そん
な暁星サッカー部の仲間たちの出し物は、彼の高校時代がどう
だったかすぐ理解できた。最も印象のあったのは、


「林義規監督」のスピーチ


帝京の小沼監督、国見の小峯監督、市船の布監督など、高校
サッカーの名監督とは様々な方がいるが、この林監督もその
仲間のうちの一人だろう。ただし、暁星高校について、加筆
するならば、「勉強とサッカーの両立」を本当に現実化して
いる高校であり、正月の選手権時も、選手はセンター試験の
勉強をする。そんな暁星高校の監督。手や体の大きな、強そ
うな体格、熱血監督である。

いえば、品があるわけでもない、インテリジェンスな教育の
匂いが漂っているわけでもない。しかし、大きな体から、大
きな声を出し、時には、学生を殴る、情熱的な監督だ。今、
こういう方が世の中に少ない。

「社会がこういう素晴らしい本当の意味での教育者を認めなくなったんだな」
「居場所がちょっとなくなってるんだよね」

とスピーチを聴きながら、同じテーブル内は話した。

林監督も今と昔でやや雰囲気が変わっているようである。た
だ、「本当に、Fくん(新郎)と出会えてよかった」とずっと
その監督は何度も何度もいった。スピーチが酔っ払いの叫び
のようであったが、なぜかグっとくる。今でも、熱血のサッ
カーコーチである。こんなおっさんは、ずっとこのままでい
て欲しい。

証明する。


林イズムを継承した、そのF君が、キャプテンをやって東
大サッカー部を強くしたという事実がある。

林監督のようなおっさん、地元の小山FC,FC町田、地元の
リトルリーグの監督、どこにもいたんだ。「あぁあのサッカー
チームに入っていた子は、みんな挨拶も規律もよく出来た
ものだ」って。教育は大切だ。

スポンサーサイト
編集 / 2005.04.25 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【山菜取りで、カオスがひらける瞬間】
カテゴリ: マネジメント/自己成長

     ~実体験からの深い含蓄ある格言~


話は、山菜取りのこと。「今日の夕飯は自分でとってきてな」
たくさんヒアリングをさせていただき、現地も見せていただき、
山口県の林業経営の資料をいただき、阿武町の村づくりの話を
して頂き、頂きっぱなしの私達(東大研究室のYさん)に、
上のひとことである。といっても、「どうぞ、この山村を思う
存分楽しんでくだされ」というお言葉である。それは、山菜取
りだ。


タラノ芽、コシアブラ、ミョウブ、ノビル、ノカンゾウ、
ツクシ、ヨモギ、セリ、ミツバ、ワラビ、ふきのとう、
フキ、ユキノシタ と13種類の山菜で、テンプラをご馳
走になった。格別の贅沢であった。その山菜取りにおいて、
小さな格言、深いお言葉をいただいた。


山菜。それは、図鑑をもって出て行ったものの、そう簡単
に、見つかるものではない。結局、ほとんどは白松さんに
教わるのだが、なかなか見つからない。

闇雲になり、やっきになって、ひとつの植物を必死に探して
いる。そのときは「ミツバ」だったか。お吸い物に入れる三
つ葉とは少々違って、緑が濃く、背筋もややピンとしている。
ひとつ教えていただいてから、歩き回り、探していた。その
他の雑草と入り混じってどこにあるのかわからぬ。探すこと
10分。「あった!」そして、いままで普通に通り過ぎた場所
にあったことにも気づき、「あそこにも、あそこにも」と手
を伸ばした。そのとき、白松さんが代表を勤める有限会社の
営業担当の安藤さんはこういった。



「ひとつ見えたら、ぱって全部見えるんだよ」



言葉を聴いた瞬間に「深いなぁ」と感慨にふけってしまった。
ぐっとミクロに視線をやり、ひとつ「ミツバ」が見つかる。
最初に見えていなかった「ミツバ」がたくさんパっと目の
前に広がって見える。さっきまで、ほかの植物に邪魔されて
まったく見えなかったものが、長時間かけてミクロに目を凝
らして、ひとつ発見すると、そこにもあそこにも、とその宝
があたりにあることに気づく。



「ひとつが見えたら、ぱって周りが見えるんだ」

いろんな所で体感するであろう。格言とは体感が伴って初めて
生きるということか。たとえば、格言の代名詞、四字熟語。そ
ういうものって教科書や教室で教えるものではないのだろう。
上記のこの言葉は、山菜取りから生まれたと私は思う。
編集 / 2005.04.16 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
【名もなき村という観光名所】
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
旅行地観光地を二つに大きく分けてみた。


「大衆的観光地」
TVCMにも駅の広告にも乗り、教科書にも載り、広告代理店
や、旅行代理店が注目し、大々的に世間に広まる。それが、
みなが目指す世界であり、年間100万人呼び込めるかどうか!
と意気込む地域のこと。


「我流的観光地」
逆に、多くは知られていない場所で、ほんのわずか一部の人
には知られている名所というのもある。そういうマニアな観
光客は自分たちだけでこの景色を独り占めにしたいと思って
いる。自分たちだけの喜びとして集め採る。当然、その地域
に「カネ」はほとんど落ちていかない。


「名もなき村の観光名所」
この言葉は矛盾を内包している。


観光名所ならば名があるからだろう。だが、この我流的観光地
を、個人レベルで考えると、この名もなき地域の私だけ知って
いるという観光名所がいくつあるかが、その人の生き様、生き
方を映すと思う。確かに、観光地とは・・

有名であれば有名であるに越したことはないし、観光客数も増
えれば増えるに越したことはない。あくまで基本的にだが・・。
旅行というと、小国町の九州ツーリズム大学で、国立西洋美術
館、館長の樺山さんの講演を思い出す。現在のスピード志向の
旅行に否定的で、旅とはこうあるべきでしょ論を独自の言葉で
説明した。



~旅の嗜好性A~

1.惰眠 
2.遊学
3.散歩


だら~と寝て、地域の知識をちょっとかじって、歩いてみる。
味がある。そして、なかなかぴんとくる漢字2文字である。そ
こで、反対語を考えてみた。



~旅の嗜好性B~

1.不眠
2.無学
4.直行直帰


嗜好性Aも嗜好性Bも「旅」ではある。ただし、大観光地が、
嗜好性Bで、我流観光地が嗜好性Aであるというのが一般的
だろう。ここに小さな観光地の「ある程度の観光客増加の
ヒント」があるように思えた。



<<<<広告>>>>

我々は観光負け組み地域です・・・。
だからこそ、惰眠・遊学・散歩ができます。名もなき村の
あただけの観光名所にぜひお越しくださいませ・・・・。

その後これがうまくいくと生まれる更なる自己矛盾は追及
せずに。やはり、観光地。そう呼べば、人を呼びたい、儲
けたい、でなければならない。
編集 / 2005.04.10 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
吉野山
カテゴリ: 地域ビジネス(地域資源、観光、農業)
■ 地域再生行脚100 
                  (週刊まちおこし)


こんにちは、古川です。行脚の第9回は、奈良県吉野郡吉野
町の吉野山の桜についてです。吉野といえば、「吉野桜」だけ
でなく「吉野杉」「吉野葛」「吉野和紙」と、どれをもってし
ても日本で一流とされている地域ブランドがあります。ただ、
そのなかでも、圧倒的に、その地位を現在でも揺るぎないもの
として存在しているのは「吉野山の桜」でしょう。

歴史的起源は1300年前からあるそうですが、最も有名なのは、
豊臣秀吉が絶頂を誇る勢力を持っていたころ、徳川家康や伊達
政宗を引き連れ、約5千人ものお供を連れて花見に行ったこと。
また、日露戦争勝利を祝して増殖した、国家の象徴的な桜の山
であること。修験道の本山である金峯山寺があること。などな
ど、文化的歴史的な重みは充分にあります。200種、3万本の桜
の花は、見るに圧巻です。その美しさ、広大な目の前に広がる
桜色のもやが織り成す絵巻物のような壮観な景色は、この春の
麗らかな時期に毎年見ないではいられない気持ちにさせます。
「花より団子」とはよくいいますが、ここは、酒に興じる人が
少ないようにも思います。さて役場に聞いてみました。


吉野山の年間観光客 概算

平成16年 101万4千人
平成15年 78万人
平成14年 78万人
平成13年 79万人
平成12年 73万5千人
   ~吉野町役場 文化観光商工課より~


昨年、急激に増えた観光客の増加には、桜の時期を過ぎてはい
ましたが、「世界遺産登録、吉野熊野古道」が関係していると
は思われます。しかし、とにかく、一定規模の観光客確保のた
めに、さまざまな活動をされているのは感じられます。これだ
けの観光客が来るのは、本当にただ歴史的文化的重みだけなの
でしょうか。やや違う視点で考え、私なりに何らかの理由(観
光成功の要因仮説)を探ってみました。


その理由には

1)期間増長戦略 その1
2)期間増長戦略 その2


があるように思います。その1とは、桜開花時期の幅の広さです。
ご存知の方も多いと思いますが、吉野山の桜は「下千本」「中千
本」「上千本」「奥千本」とに分かれており、下から順番に開花
していきます。それゆえ、約一ヶ月常に咲き続けているという状
況を演出することができます。期間増長戦略その1とは、「ズレ
演出」のことであり、絶対的な量を、時間的に相対的に分散させ
ることによって、顧客の獲得を平準化安定化するという方法です
。天候で時期がずれても大きな失望を与えることはないでしょう。


その2とは、吉野山とは、「春だけではありません」と言わん
とするポスターが駅に張ってあり、春という領域を飛び越えた
メッセージを感じました。「春夏秋冬」それぞれに山の風景を
水彩画で示したポスターがあったのです。「また来年来よう」
と想い、近鉄列車にのって、大阪阿部野橋行きに乗り込むとき、
夏も秋も来ようかしらと思わせることです。確かに、この春の
時期に、売り上げの約8割を確保するという(言われている)
お土産屋や茶屋ですが、春だけではないよという視野を年間に
広げさせてくれます。この、きてくれる期間増長戦略その2も、
やや利いているようにも思えます。

もちろん、その他理由もありましょう。大きなこだわりから小
さなこだわりまで、一貫して観光客の獲得への様々な方法が見
渡せることができます。歴史にあぐらをかいているという姿は
感じられませんでした。


さて予断ですが、絶景が堪能できるとある茶屋の亭主が、こう
おっしゃっていました。「ずっと毎年見てるとね、実は、こう
長い時期咲いてるっていってても、やっぱり、この一日ってい
う最高の日があるんだよ。その日が一番楽しんだ。」とおっし
ゃってはいました。プロ中のプロの目ですね。この、プロにし
か見えない世界を知っている「茶屋」。しいたけご飯は絶品で
した。是非見つけてくださいね。今週末から来週あたりが最盛
でしょう。
編集 / 2005.04.09 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
カテゴリ: マネジメント/自己成長
【啐啄同時(そったくどうじ)】 
  

      接啄同機(せったくどうき) ともいう。


~朝日新聞より~

ジュビロ磐田フィジカルコーチの菅野淳氏の投書。啐啄同時
という言葉をコーチの勉強時代に覚えたとある。卵の中でひ
なが鳴く声を聞く親鳥が、殻を突っつき生まれるのを助ける
という意味だ。教えるというのは、選手がどうなりたいかを
知ってこそ、効果が出る。二人三脚でやってきた選手が花開
いた瞬間、フィジカルコーチをやっててよかったと結んでいる。
~~~

この言葉実は、去年か、おととし「社長」から聞いた。その
時は、「なるほどねぇ」と素通りだったが、二度出会うとは、
この言葉に運命性を感じる。運命?それほど珍しい四字熟語
かい?といわれれば、自分の四字熟語習熟度の低さを露呈す
ることにもなるが、かまわぬ。ただ、この言葉のもつ「深い意味」
と「四字熟語ならではの教養性の高さ」と「カッコヨサ」を忘れな
いで、もっと語彙を増やしたい。

「アジェンダ」「アペンディクス」「リノベーション」まぁカタカナ大好
き主義に対して、四字熟語大好き主義もあろう。普段人があま
り使ってないからややカッコイイだけである。意味の深みを考え
ると四字熟語はかなり深くて美しい。

二人三脚+親子愛+コーチング+α=啐啄同時 

であるならば、予定≒アジェンダのレベルはたかが知れてる。
しかし、カタカナも意外と好き。四字熟語派&カタカナ派の両方
がいい。語彙を増やそう。

編集 / 2005.04.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

ご感想ご意見などは、ブログ内の返信ではなく、
こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

ブログ内検索
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ