【地域おこし協力隊 3つの軸   】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【地域おこし協力隊 3つの軸   】

地域おこし協力隊に3つの軸があります。


A)ビジネス経験軸
1ある程度、ビジネス経験をして、協力隊になったもの。
2技術(農林漁業工芸)をして、協力隊になったもの。
3学生をしてすぐに、協力隊になったもの。

B)地域軸
1Iターン者
2Uターン者
3孫ターン者

といるわけですが、

それぞれにどういう特徴があるかが、大事です。
そして、どういう3年をすごして、どういうゴールを目指すか。

C)卒業軸
1独立起業
2民間就職
3公務員、準公務員

このくらいでしょうか。
これを行政側しっかりマネジメントしているか。
上から目線でなく、あくまでずっと食いっぱぐれない行政職員が、
リスクを背負っている彼らをどうサポートするか。

正直、学生をしてすぐに協力隊になったものは、
川上村でもそうですが、2名、卒業後は、社会人になりました。

地域に溶け込む信頼は大事ですが、
ビジネスとして得られる信用とはまた別で、
両方どうつくるかが、その村自体にないのであれば、

1.募集
2.3年間のプロセス
3.卒業後ゴール

一貫して責任を持って誰かが見ていかねばと思う次第で、
曖昧なまま過ごすことこそ、大切な人生をかけて来た人達に、
不幸な時間をつくりかねない。

地域の自然、地域の人達が大事、
持続可能な資源利用が大事

もう充分ですから、
しっかりビジネスしましょう。
それを支援しましょう。
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編集 / 2017.09.04 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【税金を払う国民、補助金を使う国民   】
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【税金を払う国民、補助金を使う国民   】


自転車には
補助輪というのがあります。

初めて乗る自転車で、
自立自走できるための補助なわけです。

幼稚園で、ずっと補助輪つけていると、いじめられました。
だから早く、練習しました。

林業には
補助金というのがあります。

地方ぐらしにも、
補助金というのがあります。

どうやら、
ずっと使っていても恥ずかしという認識が少ない模様です。

理由は、
自立自走こそがゴールだという認識がないからです。

成功事例の定義がズレていて、優良事業体を知らないからです。

補助金を使っていない事業体というのがどういうことか。

補助金を使ったとしても、
すなわち、自立自走が目的で、

それは、

1)ビジョン、ゴールに共感し、
2)ある条件をクリアした人に
3)一定期間のみ提供される

のが補助金でしょう。

1)自転車は自由に走り回れたらカッコイイ!
2)まずは健康な若い子どもであること!
3)補助輪付きは、1年くらいでしょう。


さて、お客様で、
今回、補助金を使っての、整備させていただき、
某製材所に新たな加工機械(6軸モルダー)が入りました。

その本日、全体会議で、
社長の社員に対するメッセージが印象的でした。


「今回、
 経済産業省管轄のものづくり補助事業で、
 事業計画を立てて申請しまして、

 数ある申請者の中で、私たちが選ばれました。
 自分たちの町では2社しか採択されていません。

 国民の義務として納税させて頂いたものを、
 日本の「ものづくり」のためにと、
 税金の還元(補助金)をいただいたのです。

 ただ補助金が入ったからラッキーというものではなく、
 その責任たるや大きいものです。

 山村振興(地域経済の為、持続可能な木材利用の為)
 そのものづくりに進化をしていかねばなりません。

 補助金に甘んじるのではなく、
 国民の税金を通して、この新製品を托してもらったと感謝し、
 利用して社会の器として発展しないことは、
 国民として、社員として、恥じであります!

 ぜひ、
 これから新しい商品が出ていきます。
 将来出会う新しい顧客のためにも、
 一緒に頑張っていきましょう!」

と。

まさに、
映画「海賊とよばれた男」にも似たシーンがありましたが、
私も目頭が熱くなりました。

そう、
この会社に初めて補助金利用で大きな機会が投入。
次の未来のために。
補助なき自立のために。


木材製品に係る、
新商品のパッケージも、ようやく出来ました。
これは、弊社からの提案ですが、おそらく業界初かもしれません。
また、製品ブランドお披露目会にもむけて
新規顧客にむけて、
集客・見学・体験・新流通・施工事例・ライフスタイルをトータルに企画&実行していきます。

そこまで一貫したビジネス構築のための補助事業です。
よき事例となることを目指して、

今日は加工機の試運転です。

編集 / 2017.08.28 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【UターンとIターン 男女4人対談  】
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【UターンとIターン 男女4人対談  】


福井県、とある町にて、

Iターン者2名(女性)
そして
Uターン者2名(男性)との対談を組みました。

お一人は、
奈良出身のライフセイビング日本代表の方で、
世界大会で、さきほど、ポーランドから帰って来たばかりの
この福井県の高浜町の海に魅了されて、移住。

Uターン者2名、それぞれ約10年、町の外に出ていましたが、
戻ってきました。

Iターン者の方々が、
この地域の自然のよさ、人柄のよさに惚れ定住されたのですが、
Uターン者は、
それが日常であり、こんな田舎でてやる!といって
高校を終えたら、町を出られた。

そのUターン者であり、
飲食店バーのマスターであるIさんは、
自分より若い人には、

「一度、この町を出るべきだ」と伝えていますと。

出たからこそ、離れたからこそ、価値が分かる。

4人の共通点は、町が好き、海が好き、自然が好き、
というところですが、

Iターン者の話を、Uターン者が聞くと、

・ホンキでこの人達(Iターン者)は、この町に来たんだ。
・本当に、この町が大好きなんだ。

と知り、

逆は、

・子供の時は、この町に価値を見出してなかった
・本当に、いま地元の町の為に動いているんだ。

と知るわけです。

この対談の企画、意味、意図は、ここで暮らしたい!働きたい!
と言う人の創出にあるわけですが、

今回の発見は3つ。


1.「本当に移住したいというひとは、
  行政でなく、私に連絡をしてくる!」

私は、この言葉が最も印象的でした。
なにも移住窓口、行政窓口などではなく、
誰かに頼ろうとして来るのでなく、
自分の覚悟がある人がきているんです。


2.「食生活が変わる。」

Uターン者は、当たり前の美味しい魚、野菜を、
町を出てから、都市部で暮らし、マズイものを食べて、
地元の良さを知る。
Iターン者は、偏食だったが、なんでも食べられるようになったといい、
毎朝のトレーニング、体を動かす習慣もできた。


3.「子供から学ぶ」

今までは、仕事もプライベートも、
オトナとの付き合いしかなかったっが、
救助隊、ライフセービングということでもありますが、
無邪気な子供たちと日々接する機会があり、
そこから学ぶことが多いと。


もちろんいい話だけでなく
医療課題、交通課題という点もあり、
それこそ行政課題ということがありましたが、

新しい交流、新しい価値が生まれていきそうです。
地域リノベーションということですね。
編集 / 2017.07.25 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【みんなの株式会社。 岩泉フォレストマーケティング 】
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【みんなの株式会社。 】


この日、
「岩泉の明日の林業をつくる会(会長:岩泉町長)」という任意団体から生まれた
株式会社岩泉フォレストマーケティングの設立総会でした。

設立の議事は、地元の木材業の経営者たち。
事務の運営は、復興支援員(地域おこし協力隊)。

で進められました。

地元の精鋭企業の経営者と
Iターン者とが一緒になって、
ボトムアップとして、新しい攻めのチームが産まれたというのは、
まさに、みんなのための株式会社です。

行政職員はバックです。
しかし、ここは、
担当の行政職員の情熱と行動とが実を結んできたのだと思います。
町中を動き回り、声掛けし、調整し、3年前に弊社に委託をし、
私たちも3年間のご支援をさせていただきました。


1.地域の方々の勉強会
2.ビジョンの策定(森林づくり方程式)
3. CI作成
4.商品開発(建築、DIY、家具)
5.視察対応/交流
6.WEB、SNS、情報誌
7.ツアー実施
8.インターン受入れ、外部人材募集
9.スポンサー、オフィシャルパートナー募集
10.販路開拓/イベント出展
11.事業計画、新会社設立(合意形成)
など・・・。

等などあっという間の3年でした。
FSC以外、何もなかった町に、多くの人の流れが生まれ、
新会社が設立。本日は、テレビ新聞と多くが集まりました。

ボンネットが出ている、
となりのトトロに出て来るような、
ISUZUの林業トラック「TW(てーだぶ)」が走る岩泉。

昭和な林業が何故続いているか。
復興支援員のブログ発信から、テレビへと発展。
町の林業が多くの方へと広がり、共感を得ています。


最後に、
町長の言葉を一部。

>>>
本日は、新会社の設立おめでとうございます。岩泉町の林業の再生は、
かねてからの課題であります。この岩泉町は、かつて林業で栄えた町であります。
この岩泉の特性を活かして林業を再生することは、環境の保全にもつながります。
林業の復興は、まちづくりとして考えるものであります。

10年前、FSC森林認証を取得し、山の価値を高めようと活動をしてきました。
当初は、FSCの取得によって価格が上がると考えていたが、なかなか上がらない。
そこで改めて付加価値は何かを考えてきたのです。いま色々な地域で、
ローカルで活躍しているところが増えています。
また世界に通じるものでもあります。
そういった方々からも「岩泉よ、頑張れ!」
と応援されています。

この新会社の設立も、去年の台風10号の被害がなければ、
もっと早くできていたでしょう。長かった。難産の末の会社です。

みなさんで力を合わせて頑張っていきたい。林野庁の関係者の話を聞いても、
最近の林業界は少しずつ元気になっていると。林業を元気にし、
携わる人たちが元気になることが望まれます。
ご臨席の関係者が力を合わせ、そして、岩泉町としても、あるべく姿になるためには、
自らも、深く入っていく所存であります。
改めて、皆様と共に、応援ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
>>>>


とはいえ、大事なのは経営の持続性です。
メディアに注目される流れを崩さず、
じっくりと、てーだぶのように、走り続けねばなりません。
私にとっても新しいチャレンジです。


・岩泉 復興 キットカット ヨーグルト味
https://nestle.jp/brand/kit/kittozutto/biglittle_yogurt/

・岩泉 復興 ちゃぶ台
https://iwaizumi-forest.jp/shop/html/
編集 / 2017.06.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【ビジョン策定→3年後→移住者インタビューへ。  】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【ビジョン策定→3年後→移住者インタビューへ。  】

弊社では、平成24年度から2年間、
京都市北区「北部山間地域まちづくりビジョン策定業務」を受託し、
住民や行政の方々と共に、
「北山三学区まちづくりビジョン」の策定や
ホームページづくり、交流イベントの実施支援、空家対策等を
お手伝いさせていただきました。


「京都の街から30分、
  こんなところに、ありました。」

という3地域の共通標語をつくり、

そして、それぞれに、

鴨川源流 雲ケ畑
北山杉の里 中川
落葉姫の里 小野郷 

文化的、地理的、歴史的な背景を地元住民と学びながら、
行ってみたい!会ってみたい!住んでみたい!
とするにはどうしたらいいか。

2年間のワークショップで、印象的だったのは、
ずっと地域にいる人は、「こんな街から遠い不便な田舎」といい、
一度出たことがある人やIターン者は、「不便と感じない」といい、
その差が、すごく顕著でして、
価値観の共有とは何か、
私も多くの気づきを頂きました。

さて、
そのビジョン発表会の開催から約3年。

今でも地域が自発的に、北山三村のブログ更新を続け、
まち歩き等の交流イベントを続け、
その地域での暮らしが見える内容は、多くのファンを集めています。

そして、この中川、小野郷、雲ケ畑の3地区に、
新たな交流、移住人口が増えており、
移住者インタビュー記事も、更新されました。

(久しぶりに、インタビューの仕事をしました。)


そのなかでも、中川地区の「半住民」で、
いわゆる「孫ターン」として、
おばあちゃんの家「想い出の家」を、もう一度、
人が集う場所に!と、
週末限定の古民家レストラン「山の麺処」をしております
村上貴子さん。



【インタビュー記事について】
http://kitayama3.jp/nakagawa/interview/murakami/

あと2組の取材が終わっていますので、
また更新次第に、ご紹介いたします。

で、以前もお伝えしましたが、

いま、いわゆる農山村地域への移住。

特定の地域にこだわって移住する人はほとんどいません。
●●がしたい!という人が増えています。

だから、ある意味、
① 立地条件がそろえば、
あとは、
そのなかで、如何に行政(自治体/自治会)に、

②  地域独自のビジョンがあって
③  スムーズな住まいサポートができているか

かがポイントです。

移住者の多くは、自分でネットで調べて、
すでに、地域のビジョンやコンセプト、
行政支援をよく調べておられました。

まずは、そこなんですよね。

そして、
④持続的な情報発信

というのは常に大事だということがわかります。
受け入れる側(地域)のステージによりますが、
逆に、それだけ「いきたい人」が多様に増えているわけで、
経験の多さ、少なさは、問題ないですし、
そういう人が、そういう地域にフィットしてやってきます。

認知→興味→欲求→記憶→行動 という導線をもとに、
明確なターゲットを意識して、
いいね!ファン→交流→参加→移住→定住→永住
それがうまくいくと、上位概念がなくなり、
その混ざり合いになる。

住民と行政、そして民間企業、
共に同じ視点が大事です。
編集 / 2017.06.15 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

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