【まちのビジョン、自治の在り方、見られている。 】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【まちのビジョン、自治の在り方、見られている。 】

岐阜県は郡上市で、
築150年くらいのリノベーション旅館に宿泊しました。

http://www.nakashimaya.net/html/
WEBページもシンプルおしゃれでいいですね!

特殊なのは、
周辺に飲食店が多いこともあってか、
夕食はやっておらず、

「布団と朝ごはん」

という御シレなライティング看板が印象的。
サービスをぎゅっと絞っていました。

女将さんの曾祖父が建築家だったという話もききましたが、
何よりもまちづくりの事、
人の流れをどうつくるか、を考えていらっしゃるところでした。

話変わりますが、
人の流れと言えば、
京都市北区の北山・中川地区。

本日は、孫ターンをされ、
山のめん処 の店主(女性)とお会いしました。
ご自身のおばあちゃんの家をリフォームされた
古民家の美しい空間です。

【日祝限定】風景もごちそう!
古民家で頂くヘルシーつけ麺「山の麺処」@北区中川北山町
http://kyotopi.jp/articles/wGrGU

こちら参照いただければということですが、
こちら、北海道や千葉からも人が来られています。

(ぜひ行ってみてくださいね)

この方も、
町づくりにおいて、人の流れをどうつくるか、
常に新しいことを考えられており、
今日、2年ぶりにおあいさせていただき、
まちづくりのあれこれの情報交換をいたしました。

で、もともとなぜ、この麺処を始めたのか。

・おばあちゃんちで、子供の頃(夏休みなど)の印象がよかった
・建物がもったいないと思っていた
・町の水、空気が好きだった。

それでも、
市内に住みながら、
いなかに麺処をやろうと思った
タイミングに、
まちづくりの機運が高まっていた時だったため、
自分もやりたいことができたとおっしゃっておりました。


その隣の集落の小野郷地区においても
あるご夫婦がIターンとして移住されました。

大きなガレージが欲しいという理由でしたが、
どちらも共通していたのは、

「まちづくりビジョン」の冊子を読んだ。

http://kitayama3.jp/

ということです。


移住定住を考えていらっしゃる方々は、
ある特定の場所で決めるわけではなく、
色々な条件(例えば、街からの距離、自然条件、物件条件)
等だけで考えています。

だから、○○村に住みたい!と具体的に言う人は少ない。

そして、そういった条件から入り、プラス、
まちのビジョンや自治の在り方をしっかり見てこられる人が多い。

行政サービスとは何か。

弊社が、お手伝いさせて頂いた
まちづくビジョン(京都北山三学区)

http://kitayama3.jp/

こちらのブログも現在しっかり引き継がれ、
私たちがいなくても、更新され、移住定住者が増え、
交流人口も増えています。

まだまだ課題はあると、
本日おっしゃっておりましたが、

川上村に移住したひとも
「川上宣言、源流の村づくり」というビジョンをみて、
ここに来たいと思ったという方も多いのです。


まとめ

・○○という場所選ぶのではなく、条件で動く。
・ビジョンや自治の在り方も見られる。
・行政サービスとして
 PDCAの大切さも見られている。(ビジョンと実際)

この日にお世話になった、
岐阜県郡上市の林業会社も然りでした。

「林業経営は地域づくり」
どうやって交流人口、参加人口を増やしていくか。
古き歴史に、新しい技術をどう
本質は一緒のような気がします。

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編集 / 2017.05.30 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【まちだメロン(ふるさと納税)地域の産品って? 】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【まちだメロン(ふるさと納税)地域の産品って? 】

ふるさと納税。

https://furunavi.jp/
このふるさと納税、返礼品のページをみれば、
どこの百貨店の通販サイトかと思うほど。

それが、
自治体の負担になっていると賛否両論あるなかで、
今年(昨年)初めて、
仕事でお世話になっている自治体と
自分の故郷でもある町田市とに、納税しました。

で、町田市

私のドコモの携帯に
「相模原」と表示されて電話がかかって来たのが先週。

相模原?どこや?と思ったら、


「町田市役所です!」

っという声でして・・・

「ようやく返礼品のメロンが出来ましたで、お届けします!」

ということで、

「まちだシルクメロン」が届きました。

http://www.machida-melon.jp/

はっきりいいまして、まちだは、
メロンの産地でもなんでもありません。

・新しい独自の水耕栽培であるということ。
・新たなデザインを投入したこと
・加工品(スイーツ)展開をしていること
・町田市の物語を丁寧に伝えていること(メロンとはある意味無関係でも)
・サポーターズリンクがある
 http://www.machida-melon.jp/suporters_link/

Facebookでは、
「5月18日に羽鳥慎一さんの取材がありました。
テレビ朝日の朝8時から放映される番組です。
放送予定は5月30日。ぜひご覧ください。」

とのことで、プレスリリースなども上手ですね。

自治体×地域産品のヒントに。

小さな雇用をひとつひとつ、

○○の村、
○○の町、

そんなメッセージがない町田ですら、
メロンと無関係な場所で、
メロンをつくってしまったというなかで、
理念がある地域では、それに基づき、
商工事業者が発奮し、商売し、一点突破していかれたんですね。

ちなみに、美味しかったです!

岩泉町 
台風なんかに負けるか!?
岩泉の森 復興プロジェクト!
広葉樹ちゃぶ台もよろしくお願いします。
https://iwaizumi-forest.jp/
編集 / 2017.05.24 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【南都銀行 新人研修 @川上村 】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【南都銀行 新人研修 @川上村 】


18日、20日と南都銀行の新入行員研修がありました。
総勢167名、2日間に分けて実施されました。

それが何?という感じですか?
地銀の新人研修が、とある山村ってすごいことですね。
時代も変わりました。


オリエンテーション
村長挨拶
吉野林業レクチャー
源流の森シアター
館内展示学習
コミュニケーションワークショップ
山林現場・伐採見学
川上産吉野材販売促進協同組合

という、一日でしたが、

私はこの日、
川上村の地域づくりインターンの後輩であり、
朝日新聞の記者であるGさんの
林業取材とをサポートし、
また今後の各種企画アドバイザリーのためにも
同行させていただきました。

なんと、びっくり!
南都銀行の今回の担当者と
その記者を紹介すると

「あれ?合田くん、中学校のころ○○塾にいなかった?」
「いました!あ~!O先生じゃないっすか!!!」

と20年ぶりの再開という、
偶然のご縁といった余談もありました。

今回は、学校出たての、
新入社員167名が、川上村に来て、
山村の現状を知り、地域産業を知るというのは、
非常に素晴らしい活動と思います。

元川上支店長も来村されていいて、

「吉野かわかみ社中との提携も含め、
  地域産業、地域の事業者のために、
  こういう研修は銀行としても大事にしたい」

とおっしゃっておりました。

地域の歴史や文化を学び、
林業現場の社会科見学的な要素もあり、
またコミュニケーションづくりもあった研修。

カクキチ木材商店の伐採については、
ベテランの伐採はもちろんのこと、
ドローンを使って新しい林業に取り組みたいという話もあり、
また、代表、ベテラン、若手とそれぞれが、
それぞれの立場で、スピーチをするなど、
多岐に渡り充実した内容でした。

1名、足の悪い子がいたのですが、
みんなで助け合って、山に登り、
全ての工程をみんなと一緒にできたことも、
非常に良かったコミュニケーションとなったことでしょう。


最後に、
私が感動したのはこちら
U理事長かのメッセージです。


「今日は、ようこそ。
 
 林業の現場どうでしたか。

 わたしたち地域の林業の現状は本当に大変です。

 だから、原木だけでなく、
 よりこの地域で、加工も含め、
 雇用を増やしていけたらと考えています。
 
 今さっき見せたのは、
 いま、吉野かわかみ社中とで支援している
 杮(こけら)ですけれど、
 こうやて、山の足元で、出口をつくっていく。

 そうやって
 山元に近いところに、
 色々と事業が増えたらと、
 いま、川上村で新しい動きを始めています。

 なお、そちらにいる彼が、
 杮(こけら)の師匠です。

 岡山のほうから、指導にきてくれてるんです。
 川上村との縁で、この山元で、
 加工ができたらいいと教えてくれてるんです。

 モノづくりといえ、ヒトとのご縁なんです。

 
 ここにコンサルのひともきてるけれど、

私が大事にしてるのは、
 地域ではね、

 理念なき利益は犯罪

 そして、

 利益なき理念は戯言、空言だと。 


 銀行さんに入社して、
 どういう理念でいきていくか、
 すごく大事です。

 大きな企業の支援も大事だけれど、
 こういった弱い、地域の産業、企業も
 ご支援してくれるように、頼みますよ笑!

 それでは、
 今日は、ここまで、また会いましょうな!」


と、最後のシメをいただきました。

いままでの研修の流れをビンビンに絞めていただき、
また愛も感じるスピーチでした。

最後に。地域支援員の
川上村在住4年目のWさんのコーディネートも、
明るく、楽しく、わかりやすく、よかったです。

役場の職員さんの導入人数を見ても、
大きな研修受け入れとなりましたが、
今後も、学校、企業と、目的の見える化が明確になって
いろいろなひとに来てもらいたいですね。
編集 / 2017.04.20 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【川上村 源流の理念と在庫管理。  】
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【源流の理念と在庫管理。  】


本日は、
新年度(来年度)に向けた
木工センターにて、在庫管理、棚卸でした。

ひとつひとつ写真を撮り、チェックし、
売れる、売れない、どうしていく・・・。

いわゆる、面倒くさい作業ですよね。

そうでしょうか。

森は地域の宝もの、
森の産物、林業は大切、

それは、丸太が売れるだけでなく、
住宅だろうが、家具だろうが最終消費者の手に届くまで、
木がどう変形していって、最後にお金になるまでができて、
そういえるのですよね。

以下は、今日、
川上村での、宮口先生の退官記念パーティーで、
近くの席におられた財団のOさんから教わったことです。

「地域産品が
 色々なイベントに出ていくことが増えたが、
 
 行政は、イベントの棚に出したら終わりだと思いがちだが、

 民間は、レジのキャッシュを通るまでが勝負である」 


これは、
行政批判という意味ではなく、
行政のサポート側と事業者の主体(攻撃側)の
強き役割分担とはなにか、
半官半民の組織が多くなればなるほど、曖昧になりがちなことを
ご指摘いただきました。



「川上宣言」
宮口先生が起草された、
1996年に生まれた、川上村の理念の骨子。

吉野川(紀の川)の源流の地域に在る村の使命。


2001年だったか、
川上村で行われた、大瀧ダムが完成する前、
湖底サミットでのキャッチフレーズ。

「のぞいてみよう、コップの水の故郷を・・・」

素晴らしいフレーズですね、
天然林と人工林の2つの森が織りなす、世界観。
間伐が必要という、国土保全の理念、

それは、
綺麗な水に対して、
綺麗な森づくり、
綺麗な木の管理、整理、収益体制にある。

そこにある働き方。生き方。


「もう、理念は十分、
 社会性、教育性も十分だ、
 貪欲に、収益性にこだわっていこう」

背中を押されました、

理念なき利益は犯罪
利益なき理念は寝言

いまいちど、自分に言い聞かせて、
新たな川上宣言を、一日の所感といたします。

編集 / 2017.03.22 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
【健康診断と経営診断。   】
カテゴリ: 行政(自治体/地域/開発)
【健康診断と経営診断。   】

計るだけダイエットっていうのがありますよね。

体重計に乗るだけでいいんだって。

これだけ太るとヤバイっておもうから
意識的に小さな具体的アクションの変化をもたらす。

で、計ることを忘れてしまい、
あるとき、気付いたら、あらら~っこんなに太ってしまったって
いうのは、いわゆる、「怠慢」というよりも、
単純に定点観測の大切さを忘れてしまっているからです。
ちょっと乗るだけでいい、そんな癖付けです。

妥協は、ことごとく堕ちて、朽ちていく。

それは、経営にも言えます。

毎月1回、定点観測をする。
毎日1回、つまんないことだけど、
経営には、みるべく、指標はいっぱいある。

身長、
体重、
BMI
血圧、
血糖値、
視力、
ガンマGDP

等など。

本日、オフィスに全国健康保険協会から
「医療費のお知らせ」の届けがきました。

医療には、内科的療法と外科的療法(手術)があります。
なにか、手段と目的を間違えて、ちがった施術をしてしまうことがありますよね。

さて、経営に戻ります。

この日、松山空港で読んだ
日経新聞で面白かった記事。

=====
産業集積による地方創生(やさしい経済学)
  慶応大学 大久保敏弘氏

「補助金は低生産性企業を誘致」

という記事でした。

空間ソーディングセクションの理論というものです。
それは、
ある地方に移転すると1000万円の補助金がもらえるとします。
都心にある年商100億の企業は割に合わず、関心を示しませんが、
年100万円の赤字企業はその地方に移転するインセンティブがあります。
地方における補助金などを通じた各種の企業政策は、
確かに企業の集積を進めるものの、
結局、補助金を通じて生産性の低い企業が集まるだけになる、
という単純な理論です。

このような産業クラスター政策は、
集積の量は増えるが、
集積の質は向上しないとなります

財政負担が大きい昨今、
財政悪化や少子高齢化の進む日本経済では、
こうした政策から脱却すべきだといえるでしょう。
==========

と。

弊社の名古屋の林業事業者の勉強会の仲間では、
売上に対する補助金費比率というのを出していて、
毎年、毎年、減らしていくという経営数値を追っています。

とにかく、
健康とは何かということと、
そして、定点観測を忘れずにしたいものです。
何を計ったらいいって人が分からないので、
まずは、その体質に合った指標を教えることから始めますが。
その精度を高めるのが仕事なのかもしれません。

そこは合理的にね。
あ、まずは、自分の体重もw。

(ただ、明るく、楽しく、厳しくという企業文化を作ればよく、
 数字はあとからついてくるってのもあるんですね。
 だから、指標は何にするかと、
どこから変えていくかが大事で、それはまた別アプローチです。)
編集 / 2017.02.20 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
twitter 古川大輔
プロフィール

古川大輔

Author:古川大輔
地域ブランド創造を切り口に、地域再生、森林再生に携わる古川大輔が現場感あふれる日々をブログにアップ。コンサルタント視点のコラムもあり、地域経営、会社経営、人生経営のヒントにもご覧ください。 ~地域・地方にこそ美しい日本の宝あり~

⇒【連絡先】
株式会社 古川ちいきの総合研究所 
E-mail:furukawa@chiikino.jp

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こちらEメールにてよろしくお願い申し上げます。

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